オレンジページは11月17日、「夫婦の料理シェア」に関する調査結果を発表した。調査は8月26日~30日、オレンジページメンバーズのうち、20歳以上の既婚女性1,608名を対象にインターネットで行われた。
夫婦で料理を分担している人の割合を調べたところ、全世代平均で31.7%にとどまった。年代別に見ると、20代(60.3%)、30代(40.5%)、40代(31.2%)、50代(28.3%)、60代(22.1%)と、年代が高くなるに連れ低くなる傾向が見られた。
続いて、妻から見て「夫がひとりでランチをつくる」ことができるレベルを聞いたところ、汁物や卵を焼くなど「簡単なものならつくれる」が38.2%、「温めなおし程度」が27.9%となり、「問題なく、自由につくれる」という夫は27.3%にとどまった。ランチのワンオペに悩む妻からは、「夫婦ともテレワークなのにランチは私がつくるので、昼休みになりません」「料理の負担が増えた。せめてランチは自分でつくって!」といった不満の声が寄せられ、「夫の『ひとりでランチつくれない問題』は、Withコロナ時代の新たな課題であることがうかがえた」と同調査。
また、料理の分担が夫婦仲に与える影響について調べたところ、「夫婦仲が良い」と回答した人の割合は、妻だけが料理をしている夫婦(84.9%)よりも、料理を分担している夫婦(94.5%)の方が約10%高い結果に。
さらに、「妻にゆとりや感謝の気持ちがうまれる」(妻だけ59.1%、夫婦で分担86.1%)、「夫婦の会話が増える」(同60.5%、76.4%)といったことに関しても、料理を分担している夫婦の方が高い割合を示す結果となった。