神奈川工科大学(KAIT)、NTT東日本、NTTe-Sportsは、eスポーツ分野における3者連携協定の締結を発表した。
KAITでは、「先進eスポーツ研究センター」を発足させているうえ、公認クラブ活動としてeスポーツ部を設立し、自らeスポーツの技術研鑽に取り組むと同時にeスポーツイベントの企画を実施している。また、「先進eスポーツ研究センター」が産学連携のもと、部の活動を支援するとともに、eスポーツのスキルを高める研究を推進し、その成果を提供する。
具体的には、オンラインによるeスポーツの対戦に必要不可欠な競技コンテンツの低遅延配信、eスポーツ選手の指や視線の動作解析による競技力向上要素の検証、その他、オンラインコンテンツの臨場感向上、SNSの活用による不正行為への啓発・対策、AIを活用した戦略分析、音響がコントロール操作に及ぼす影響の検証などを実施する予定だ。
今回の連携では、これら取組みの推進にあたり、NTT東日本グループが持つeスポーツ事業のノウハウ、ネットワークやICT関連の先進技術を活用することで、KAITと日本のeスポーツ業界の発展および地域活性化を目指す。