JR東日本千葉支社は18日、両国駅臨時ホームと特急「成田エクスプレス」の車両E259系を活用した臨時シェアオフィス「N’EXでテレワーク!」の実証実験を11月27・28日に実施すると発表した。
JR東日本では、「働き方改革」を含めた社会的課題に取り組むべく、駅ナカシェアオフィス「STATION WORK」の拡大を図っており、千葉支社管内においても11月27日から順次開業予定となっている。今回の実証実験は、その取組みの一環として、両国駅臨時ホームと「成田エクスプレス」車両を活用した臨時シェアオフィスの開設を通じ、既存の枠にとらわれない新たな価値やサービスの提供について検証する。
実証実験「N’EXでテレワーク!」では、11月27・28日の10~16時(最終受付は15時45分)に、両国駅3番線(臨時ホーム)に停車した「成田エクスプレス」車内をテレワーク空間として活用。コンセントが設置されている席で電源を利用できるほか、Wi-fiも使用可能(通信状況により利用に適さない場合がある)で、携帯電話やスマートフォンなどで通話する際は車両のデッキを利用することになる。
利用する際、事前に「STATION WORK」ウェブサイトでの会員登録や予約が必要で、予約した本人以外は利用できない。利用料金は15分間100円となっており、利用者限定の記念品「N’EXロゴ入りマルチクロス」がプレゼントされるほか、対象店舗にて特別サービスを受けることができる。
なお、千葉支社管内ではボックスタイプのシェアオフィス「STATION BOOTH」を千葉駅に4台、幕張本郷駅に2台、船橋駅に2台、西船橋駅に3台、海浜幕張駅に3台、新浦安駅に2台設置し、11月27日に開業予定となっている。