俳優の稲垣吾郎が、21日発売の『JUNON』1月号(主婦と生活社)に登場する。
映画『ばるぼら』(11月20日公開)で異常性欲に悩まされている耽美派小説家・美倉洋介を演じる稲垣。本作は、手塚治虫氏が1970年代に『ビッグコミック』(小学館)で連載し、禁断の愛とミステリー、芸術とエロス、スキャンダル、オカルティズムなど、様々なタブーに挑戦した大人向け漫画で、その独特な世界感から“映画化不可能”と言われていたが、手塚治虫生誕90周年を記念し、初映像化された。
本誌では役どころについて「演じた美倉洋介は、小説家として大衆にウケるものと自分が本当にやりたいものとの間で葛藤を抱えているんですけど。僕も世に受け入れられるものや求められるものと自分がやりたいものとのギャップを感じることもあります」と、共感した点を語る。
さらに「でも、ずっとアイドルグループをやってきて、求められることや人の思いに応えたいっていう気持ちがあるから、自分がやりたいことだけをやるのが楽しいというわけでもないんだよね」と、アイドルグループ時代の経験を振り返るコメントも。
草なぎ剛、香取慎吾と共に登場した『すてきな奥さん』2021年新春1月号の未掲載カット、インタビューにも注目だ。
そのほか、巻頭に白濱亜嵐、特集「クリスマスの夢、叶えます」に北村匠海、サンタやトナカイのコスチュームを披露した「おねがいサンタさん」に佐藤流司が登場。中川大志、宮野真守、渡邊圭祐、千葉雄大、JO1、FANTASTICS from EXILE TRIBE、超特急など、多数の俳優やアーティストを掲載した盛りだくさんな1冊になっている。