iPhoneは携帯電話ですから、いつでも呼び出される状態にあります。しかし、寝ぼけ眼のところに突然大切な人から「FaceTimeビデオ」がかかってきたら...困りますよね。自分の顔がバッチリ映るわけですから、いくら親しい間柄でも身だしなみを整え気持ちを落ち着かせてから応答したいというもの。せめて、ビデオ通話ではなく音声通話の「FaceTimeオーディオ」に切り替えられないか? と考えるのも当然でしょう。
しかし、かかってきたFaceTimeビデオを受けると、カメラもマイクも有効な状態でビデオ通話がスタートします。そのときiPhoneを覗き込んでいようものなら、フロントカメラで寝起きの顔を映されてしまいます。
それはイヤだという場合には、FaceTimeビデオでの通話を開始してから「カメラオフ」を実行しましょう。FaceTimeビデオは、いちど通話を開始すると途中でFaceTimeオーディオに切り替えられないため、カメラを無効化して実質的にFaceTimeオーディオとして使うしかありません。
FaceTimeビデオの「カメラオフ」は、ビデオ通話中に画面下部から上方向へフリックし、現れたシートにある「カメラオフ」ボタンをタップすれば実行できます。インカメラとアウトカメラの切り替えやマイクオフ、スピーカーオフの操作もこの画面で行うことができます。
もうひとつ、FaceTimeビデオの着信はスルーして、自分からFaceTimeオーディオでかけ直すという方法もあります。通話料が発生しないので自分からかけても負担はありませんし、カメラオフの手間もなければ寝起きの顔を一瞬たりとて見られる心配もありません。