京都鉄道博物館は17日、特別な車両公開として、キハ81形3号車を12月の土日祝日に公開すると発表した。12月は他にもさまざまなイベントの開催を予定しており、マスクにデコレーションするシールを作成するワークショップのクリスマスバージョンや、第4回目「おとなの学び講座」などが開催される。
京都鉄道博物館では、週末を中心に月替わりで展示車両の車内を公開しており、12月はキハ81形3号車を公開。日本初の特急形ディーゼルカーであり、特急形電車151系の成功を受けて開発された非電化幹線における特急用の気動車で、151系の影響を受けてボンネットスタイルとなっている。12月の土曜日・日曜日・祝日、10時から16時30分まで、本館1階「昭和乃駅」にて公開される。
その他、マスクにデコレーションするシールを作成するワークショップ「デコって! マスクシール!」が好評につき、10月に続いて第2弾を開催。クリスマスバージョンとして、12月19日に5回、12月20日に11回(各回1時間20分ほど)の開催を予定している。
学芸員講座「おとなの学び講座」では、「収蔵資料に見る鉄道広告」をテーマに、京都鉄道博物館の学芸員が解説。開催日時は12月10日14時から60分間。約20名の先着順で参加を受け付ける。なお、「デコって! マスクシール!」と「おとなの学び講座」は、参加するとスタンプがもらえるほか、スタンプ数に応じて記念グッズなどの特典を受けられるスタンプカード対象イベントとなっている。