日本ファイナンシャルアカデミーは11月13日、「コロナ禍のキャッシュレスとお年玉に関する意識調査」の結果を発表した。調査は11月2日、全国20代~50代の子を持つ男女300名(男女各150名)を対象にインターネットで行われた。

  • お年玉のキャッシュレス化についてどのように思いますか?

    お年玉のキャッシュレス化についてどのように思いますか?

「お年玉のキャッシュレス化」についてどう思うか尋ねたところ、51%が「良いと思う(とても+まぁ)」と回答。過去2年間に実施した同調査では賛成派が30%台だったことから、2021年はお年玉のキャッシュレス化を肯定的に考える人が増加傾向にあることがわかった。

お年玉のキャッシュレス化に賛成する理由を聞くと、「支払いが便利」「コロナ関連(衛生面・規制ができない)」「現金や財布を持ち歩かずに済む」が上位に。一方、反対派の意見としては「お金のありがたみ、価値がわからない」が圧倒的多数となった。

  • 2021年はお年玉をどのようにあげますか?

    2021年はお年玉をどのようにあげますか?

続いて、2021年のお年玉について、子どもや親戚の子どもたちに実際にどのようにあげるか聞いたところ、「キャッシュレスであげる」という人はわずか9%にとどまり、72%が「現金であげる」と回答。

キャッシュレスであげる理由を尋ねると、「新型コロナウイルス対策として衛生面で安心だから」「帰省自粛で現金のお年玉を渡せないから」が上位に。また、キャッシュレス手段については「〇〇Payなどのスマホ決済」や「nanacoなどのプリペイド型電子マネー」、「Suicaなどの交通系ICカード」が上位にあがった。