フィリップス・ジャパンは、心地良い就寝と目覚めをサポートする光目覚まし時計「SmartSleep ウェイクアップ ライト」を11月26日に発売します。Amazon.comおよび楽天市場(予定)で販売し、順次販路を拡大する予定。11月16日から先行予約を受け付け、税込み希望小売価格は14,960円です。詳しい特徴をオンラインセミナーからお届けします。

  • SmartSleep ウェイクアップライト

日本では電動歯ブラシやシェーバーのイメージが強いフィリップスですが、グルーバルでは睡眠時無呼吸症候群(SAS)の医療領域において、診断・治療のソリューションを20年以上提供しているメーカーなんです。2019年11月には、睡眠に関する知見を生かした新しい睡眠ソリューションとして、睡眠用ウェアラブルヘッドバンド「SmartSleep ディープスリープ ヘッドバンド」を日本で発売しました。

  • 2019年発売「SmartSleep ディープスリープ ヘッドバンド」(2019年発表会にて撮影)

そして今回、フィリップス・ジャパンが日本で発売するのが「SmartSleep ウェイクアップ ライト」です。

目覚めをサポートする「ウェイクアップライト」モードは、朝日をヒントに開発。太陽の光のように部屋を徐々に明るくする点が特徴。ライトの明るさは、20段階で調整可能です。本体は人間の頭くらいの大きさで、重さは約760g、照度は45cm離れた状態でおよそ1~300luxとなっています。

入眠をサポートする「スリープライト」モードは、夕日をヒントに開発。日没後のように、少しずつ暗くなる光のため、気持ちをリラックスさせて、眠りをサポートします。暗くなるまでの時間は5分~60分で設定可能。もちろんベッドサイドのライトとしても使えます。

  • SmartSleep ウェイクアップ ライトの使用イメージ

ナチュラルな太陽光を再現

一般的に朝日や夕日の色温度は2,000K(ケルビン)前後ですが、SmartSleep ウェイクアップ ライトは1,500から2,800Kの間で色を変化させます。色温度が低い赤色から少しずつ時間をかけて白色に変化させるため、まぶしさを感じずに目覚めを体験できるとしています。

  • 色の変化。ウェイクアップライトモードでは時間をかけて赤から白に変化していきます

フィリップス・ジャパン マーケティング部の久保和也副部長は色温度の図を示して次のように説明しました。

「図の黒い線が太陽の軌道で、起床時が右のほうになります。我々のウェイクアップライトは太陽の軌道の色温度にできるだけ近づけて開発しています。時間になると、色温度が低い赤っぽい色から少しずつ色温度を上げてきます。太陽が昇っていくように、時間が経つにつれて青っぽい色を放つわけです。これにより、よりナチュラルに、自然光にあたるように目が覚めます」。

  • 黒い線が太陽の光の軌道を示しています

アラーム機能も搭載。スマートフォンのような音ではなく、野鳥のさえずり、ハープ、波音、ガムランボールなど、5種類のヒーリング音源を用意しています。音量は少しずつ大きくなり、光と音を組み合わせてリラックスした気分で起きられそうです。ちなみに、アラームにはFMラジオを流すことも可能です。

不規則な仕事の人などにもオススメ

これからの季節、日照時間が短くなり、朝日が出るのが遅くなります。太陽が昇っていない暗い時間帯に起きるのはなかなか大変。仕事で早起きという人は多いと思いますし、レジャーで早起きすることもあるでしょう。そんなときにSmartSleep ウェイクアップ ライトを使うと、すっきりと起きられるかもしれません。

「外が暗いときでも太陽の光を浴びたときと同じように自然と目が覚めます。また、夜勤などで遅い時間に起きなくてはいけない人は、遮光カーテンなどで外の光を遮ってSmartSleep ウェイクアップ ライトを使うのもオススメです」(久保さん)

ウェイクアップライトはいわば、擬似的な太陽。時間帯や天気に関係なく、自分のライフスタイルにあわせて活用できます。フィリップス・ジャパンによると、ウェイクアップライトを使っている海外ユーザーの80%が、「目覚めが快適になった」「自然に起きられるようになった」と回答したそう。すっきりとした目覚め、自然な入眠を実現する、睡眠アイテムとして注目です。