俳優の窪田正孝が主演を務めるNHK連続テレビ小説『エール』(総合 毎週月~土曜8:00~ほか ※土曜は1週間の振り返り)の土曜ナビゲーターを務めるお笑いコンビ・バナナマンの日村勇紀が、16日に放送される第111回に出演することが14日、明らかになった。

  • 春日部役のバナナマン・日村勇紀

日村が演じるのは、NHKの音響効果担当・春日部(かすかべ)。池田二郎のラジオドラマに四苦八苦しながら効果音を作っているという人物だ。

日村は「僕は朝ドラのただのファンで、ずーっと楽しみにしてきましたが、そんな僕にまさか土曜日の朝ドラおじさんだけでなく、役までいただけるなんて、ものすごく光栄です。最初の登場シーンがやっぱり違和感すごいですが、ぜひ見てください! よろしくお願いします!」とコメントしている。

制作統括の土屋勝裕氏は、日村の起用について「毎朝、ウォーキングから帰って『エール』を見ているという日村さん、朝ドラ大好きとのことで、土曜日の1週間まとめのナビゲーターを務めていただきました。そんな日村さんのたっての願いが『エール』に出演すること。相応しい役があったらその時はお願いしますと、ずっとお待ちいただいていたのですが、この春日部役がぴったりだと思いオファーしました」と説明。

「春日部はラジオドラマ『君の名は』で音響効果を担当するのですが、池田脚本の無理難題に裕一の助言で乗り越えていきます。そのやりとりは、まるでコントのような展開になっています。お笑い芸人日村さんの面目躍如のシーンになると思い、オファーしました」と続け、「実際に収録現場では、ラジオドラマのお芝居に合わせて足音やドアの開閉音など、汗をかきながら一生懸命に音をつけている様子を見ているだけでも微笑ましく、楽しいシーンになったのではないかと思います」と登場シーンの魅力を語っている。

(C)NHK