女子サッカーなでしこリーグ1部の「伊賀FCくノ一三重」を運営するNPO法人伊賀FCくノ一と伊賀鉄道が、伊賀線丸山駅のネーミングライツ契約を結んだと発表した。11月18日から丸山駅の副駅名を「伊賀FCくノ一グラウンド前」とする。
駅のネーミングライツ契約は、沿線の企業や商業施設などが伊賀鉄道に広告料を支払い、企業名や施設名などを副駅名として表示する取組み。伊賀鉄道では、四十九駅、茅町駅、比土駅に続いて4例目となる。
伊賀FCくノ一三重は、丸山駅のすぐ北側に立地する旧丸山中学校のグラウンドを専用練習グラウンドとして使用しており、「丸山駅周辺のにぎわいづくりに協力したい」と、ネーミングライツを申し出たという。
副駅名の「伊賀FCくノ一グラウンド前」は、丸山駅の玄関駅名標、ホーム駅名標(2カ所)、伊賀線各駅の運賃表(15駅21カ所)、14駅15カ所と全車両の車内にある路線案内図・ワンマン列車利用方法案内図に表示する。11月18日15時から駅名標の除幕式も行う。