小湊鐵道は新型コロナウイルス感染症を踏まえた抗ウイルス・抗菌対策として、同社の鉄道車両とバス車両に光触媒コーティング工事を実施したと発表した。

  • 鉄道車両への光触媒コーティング施工の様子

  • 日常的な感染症対策も引き続き行う

光触媒作用は、太陽光やLED・蛍光灯などの光を吸収し、強い抗菌・防汚・消臭を発揮するもので、持続性のある防汚効果を持つとされる。小湊鐵道は10月1~31日にかけて、鉄道車両18両(キハ200形11両、キハ40形2両、トロッコ動力車1両、客車4両)とバス136両に光触媒コーティングを施したとのこと。

同社の鉄道関係では、車掌のゴーグル・ゴム手袋着用や携帯用消毒液の携帯、駅改札へのビニールシート設置、車内消毒の実施などの対策も行っているという。バスにおいても、換気の実施や座席最前列使用中止、運転席へのビニールシートの設置などの対策を行っている。