NTTドコモは11月13日、運転中の事故や駐車中の異常、危険運転履歴の確認など、ユーザーの運転をサポートするサービス「ドコモ ドライバーズサポート」を発表した。11月18日から提供開始する。合わせて、同サービス専用の通信型ドライブレコーダー「ドコモドライブレコーダー DDR01」(以下、DDR01)も18日から発売する。

  • ドコモドライブレコーダー DDR01

「ドコモ ドライバーズサポート」は、eSIMを内蔵した通信型ドライブレコーダー「DDR01」と、スマートフォン向けの専用アプリを利用し、運転中の事故時における映像・位置情報の記録、駐車中の異常通知、危険運転への警告など、利用者のドライブをサポートするサービス。

利用には「DDR01」の購入と、サービスの契約が必要となる。サービス料金は、月額使用料が300円、月額通信料が400円(※2年間の定期契約の場合。データ容量最大500MB)の合計月額700円から。定期契約なしでは、月額使用料は変わらないが、通信料は月額800円となる。

  • 「ドコモ ドライバーズサポート」の概要

DDR01は、ドコモの4G LTE通信が可能なeSIMを内蔵し、記録映像や現在位置をスマートフォン側でリアルタイム確認できるドライブレコーダー。DDR01が一定の衝撃を検知したり、緊急通知ボタンが押されたりした場合、自動で位置情報と動画をクラウドに保存。登録先のアプリに通知する。動画の記録時間は、衝撃時で20秒間、緊急通知ボタンを押した後で最大60秒間。

車のエンジンを切っていても最長で24時間の駐車監視が行え、駐車中に衝撃を検知すると自動で録画を開始し(10秒間)、映像をクラウドへ保存、アプリにも通知する。このほか、緊急時に事前に登録したスマホへ通知する機能、走行付近にある「オービス地点」「事故多発地点」を知らせる機能、急アクセルや急ハンドルといった危険運転を記録するも搭載する。

  • 基本的にはすべての情報をアプリで確認する形になる。家族が運転している車の状況を家から確認する、といった使い方もできそうだ(※画面はイメージ)

液晶は2.95インチのTFTで、1/3型カラーの400万画素CMOSセンサーを内蔵する(記録画素数は200万画素)。レンズはF値2.0で、最大記録画角は水平145度、垂直約76度。常時録画のファイル単位は5分。記録フォーマットはMP4(H.264)、フレームレートは27fps。記録メディアはmicroSDカードで、最大128GBに対応する。

本体サイズは約65×101×46.5mm、重さは約190g(microSDカード含む。ブラケット、ケーブルは含まず)。リアカメラとして取り付けられる200万画素のセカンドカメラも別売する。