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【この記事のエキスパート】
ドッグトレーナー:長根 あかり
幼少期から動物と関わる仕事がしたいと夢みて、高校・大学と動植物について学ぶ。
大学2年生のときに保護犬を迎え、犬の行動学やアニマルセラピーなどを勉強。
OPDES公認ドッグトレーナー資格、動物介在教育アドバイザー認定資格を取得。
現在は、自身の経験から保護犬についての相談や家庭犬のしつけ・トレーニングをしている。
ペット用ホットカーペットは、ペットに暖かいスペースを用意したいときに便利です。新生子期&高齢期の動物や病気動物は、体温調節がむずかしいため専用の暖房機器が必要となります。ここでは、ペット用ホットカーペットの選び方とおすすめ商品を紹介します。人気のペティオやアイリスオーヤマなどをピックアップ。
ペット用ホットカーペットの必要性
新生子期&高齢期の動物や病気にかかっている動物は、体温調節がむずかしくなるため、専用の暖房機器で体温調節をする必要があります。ホットカーペットを使って暖かいスペースをつくってあげましょう。
人間用のホットカーペットでも代用は可能ですが、ペット専用につくられたものとは違いますので想定外の事故が起きるかもしれません。なるべくペット専用のものを使用するようにしてください。
ドッグトレーナーに取材
ペット用ホットカーペットの選び方
ペット用のホットカーペットを選ぶときに、どのような点に注意すればいいでしょうか。ポイントは下記の4つ。
【1】適切なサイズのカーペットを選ぶ
【2】安全性で選ぶ
【3】機能性で選ぶ
【4】お手入れしやすいものを選ぶ
上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【エキスパートのコメント】
ペット用のホットカーペットを選ぶときには、ペットに合ったものを選んであげる必要があります。共通していえるポイントは「1.大きすぎないものを選ぶ」「2.使用する場所を想定する」「3.安全性の高いものを選ぶ」です。
ケージいっぱいの大きさですと、ペットが「暑いな」と感じたときに逃げ場がなく、やけどや体調不良になってしまうことがあります。2、3も汚れやすい場所での使用や、ペットがいたずらをしてしまう可能性があるかなどを考慮して選ぶようにしましょう。
寝床を埋め尽くさないサイズで!
【1】適切なサイズのカーペットを選ぶ
ホットカーペットを選ぶとき、動物のからだの大きさやスペースに合ったカーペットを選んであげましょう。
ペット用のカーペットにはハムスターなどの小動物向けの小さなサイズから、大型犬でも寝られる大きなサイズまでさまざまな大きさの商品が存在します。商品サイズを確認して、ペットのからだの大きさにあっているかどうかをしっかりと確認しておきましょう。
また、ケージやハウスのなかでペットを飼っている場合は、就寝スペースの半分程度の大きさを選ぶことで、カーペットが熱いと感じたときにもう半分のスペースに逃げることができます。
噛み癖対策が十分できるものを
【2】安全性で選ぶ
コードが保護されているか
家電のコードなどに噛みぐせのあるペットにホットカーペットを使用する場合は、コードが噛みちぎられないよう補強されている商品を必ず選びましょう。使用するペットが犬や猫なら、活発でいたずらが多い若い時期はとくに要注意ですね。
【3】機能性で選ぶ
ペットが安全に暖を取るためにも、ホットカーペットの機能性は重要なポイントです。なかには裏表で温度が違うリバーシブルタイプもありますよ。可能な設定温度など確認しておきましょう。
噛みぐせのあるペットの場合、コードが噛みちぎられないような工夫がされているものを選ぶと安心ですね。
温度調節ができるかどうか
動物によってそれぞれ適切な温度は異なります。温度調節機能つきのホットカーペットならば、使用環境や状況に合わせた温度に調節することが可能です。
実際に使ってみないとわからない部分もありますが、設定温度の幅は広いと柔軟な対応をしやすく活躍の機会も多いですよ。
使用環境がいつも同じで用途がはっきりと決まっているのであれば、調節機能のついていないもののほうが扱いやすい場合もあります。ご家庭によっては、「子どもが遊んでいるうちに、設定温度を変えてしまっていた」など、事故が起きないとも限りません。
裏表で温度が違うリバーシブルタイプが便利
温度調節機能のほかに、裏表で違う温度にできるリバーシブルタイプのホットカーペットもあります。冬の夜や朝など、とくに気温が下がるときには高温の面、日中はある程度あたたかくて高温の面だと低温やけどが心配というときは低温の面、というように状況に応じて裏返して使い分けることができます。
付属のカバーがついているか
手軽な温度調節としては、付属のカバーの有無もチェックしてみてください。タオルなどでも代用できるのですが、ずれてしまったり、ペットにいたずらされてしまう可能性があるので、専用のものがついているほうがいいでしょう。
カバーの中には薄めのものや厚手のものがあるのですが、熱さを和らげてくれるほどの厚みがあるものを選びましょう。
本体の仕様やカバーの丈夫さもチェック
ホットカーペットは電熱線が本体に通っているので、商品の強度も安全性を重視する上でチェックしておきたいものです。角や端などがめくれやすく噛まれやすい形状ではないか、表面に歯や爪が当たった際に穴が空いてしまわないかを必ず確認しましょう。
また、カバー素材の耐久性も大切です。ペットが遊んでしまっても破けないようなものを選んでおくことが大切です。
耐久性も重要
ホットカーペットの本体やカバーが、ペットが噛んだりひっかいたりしてもかんたんに壊れないかどうかも事前にチェックしておきましょう。
カーペット本体がやわらかいと、ふとした拍子に爪や歯によって穴があいてしまうことも。穴があいてしまうと感電するおそれもあり非常に危険です。商品ページの説明や取扱説明書を必ず読んで耐久性もチェックしておきましょう。
また、カバーやコードもかんたんに破れてしまうものだと何度も買い換えるハメになります。万が一壊れたとき、交換できるかどうかも確認しましょう。
【4】お手入れしやすいものを選ぶ
ペット用ホットカーペットには、専用カバーがついているものと本体のみで使うタイプのものがあります。専用カバーつきの商品は、低温やけどのリスクが低くなるうえに汚れても丸洗いできて衛生的。しかし、カバーに抜け毛がつきやすく洗濯する手間がかかります。
また、本体のみで使うタイプは表面がプラスチック(塩化ビニルやABS樹脂など)でできているものも多いです。抜け毛がつきにくく汚れても水拭きでかんたんに落とせてお手入れがとてもラクですが、座ったり寝転がったときの質感はかたくなります。
このようなお手入れの面も考慮して選んでみてくださいね。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)