JR東日本横浜支社は12日、営業開始に向けて準備を進めていた横須賀・総武快速線の新型車両E235系について、営業運転開始日が12月21日に決まったと発表した。
E235系は、空気清浄機とデジタルサイネージの設置、車いす対応大型洋式トイレ採用など「サービスの向上」、主要機器の2重系化とオイルフリーコンプレッサの採用、状態監視機能の搭載による「安全・安心の向上」、次世代半導体素子SiCを採用した主回路機器の搭載とLED照明の採用による「環境性能の向上」といった特徴を有する。
横須賀線・総武快速線では、総数745両(11両編成×51編成、4両編成×46編成)を導入予定としており、うち今年度は8編成120両(11両編成×8編成、4両編成×8編成)を導入。12月21日から順次、運転開始する。
運行区間は横須賀線(東京~久里浜間)・総武快速線(東京~千葉間)と外房線(千葉~上総一ノ宮間)、内房線(蘇我~君津間)、総武本線(千葉~成東間)、成田線(佐倉~香取間、成田~成田空港間)、鹿島線(香取~鹿島神宮間)となる。