日本が世界に誇る食文化「お寿司」。海外にもお寿司屋さんなるものが増えているようですが、ツイッターでは、あるお寿司が「斬新」だと話題になっています。
それが、騎空士鮫ミンさん(@usa_akasa)がイギリスで見つけたこちらのいなり寿司です。
これは、ロンドンの駅で売っていた、いなり寿司です。(@usa_akasaより引用)
ん!? いなり寿司……? と誰もが思いますよね。
4年前に、ロンドンのLiverpool Street 駅のキオスクで見つけたという騎空士鮫ミンさん。最初は遠目に見て「たまごかな?」と思ったそうです。しかし、値札に「Tofu nigiri」と書いてあったため、「ああ、豆腐の寿司なのか」と少し納得しようとしたところ、即座に「いや、豆腐の寿司ってなんだ。油揚げだからいなり寿司でしょ」と思い直したそうです。それでもどうにも腑に落ちず、最終的に買って食べたところ、ようやく「いなり寿司だ」と納得したのだとか。お値段は、記憶が確かではないようですが、2貫で1.2か1.4ポンドとのこと。日本円で約175円(135ポンド/円として)といったところでしょうか。
このいなり寿司を見た人からは、「違う、そうじゃない」「いなりじゃないやん」「ちーがーうーだーろー!」とコメントが並ぶ一方で、「斬新で面白い!」「これはこれで美味そう」「いやむしろ有りな気がする」と賛否両論。
また、こんな形になった理由について、「伝言ゲーム失敗」「スシマシーンで作ったか」それとも「あえて寿司とわかるビジュアルにしたのかも」などさまざまな憶測が。これについて騎空士鮫ミンさんは、「正解は分かりませんが様々な意見があげられていてとてもよい経験になりました。中でも、実際にアメリカで寿司職人をしている方が『こっち(アメリカ)ではよくこういう風に上に乗せて出すよ』とおっしゃっていたのは興味深かったです」と話していました。
さて、肝心のお味はというと……、油揚げは甘くシャリも酢飯で、割と美味しかったそうです。
ほかにも、「マンゴー巻き(アメリカ)」「シャケ皮握り(ドイツ)」「スモークサーモンの海鮮チラシ(メキシコ)」といった目撃情報も寄せられていましたが、見た目に惑わされず、固定概念を捨てて思い切って食べてみたら、案外美味しいかもしれませんね。
これは、ロンドンの駅で売っていた、いなり寿司です。 pic.twitter.com/MMXEgzo6FS
— 騎空士鮫ミン@ロックダウン (@usa_akasa) November 5, 2020