菅田将暉と有村架純がW主演を務める、映画『花束みたいな恋をした』(2021年1月29日公開)の場面写真が11日に公開された。
同作は脚本家・坂元裕二が書き下ろした初のオリジナル恋愛映画。東京・京王線の明大前駅で終電を逃したことから偶然に出会った大学生の山音麦(菅田将暉)と八谷絹(有村架純)は、好きな音楽や映画がほとんど同じであっという間に恋に落ち、大学を卒業してフリーターをしながら同棲を始める。拾った猫に2人で名前をつけて、渋谷パルコが閉店しても『スマスマ』が最終回を迎えても、日々の現状維持を目標に2人は就職活動を続けるが……。
今回解禁となったのは、人生最高の恋に落ちた麦と絹の、忘れられない最高の5年間を切り取った場面写真。明大前駅で終電を逃してしまった2人がトイレットペーパーを抱えながら夜の甲州街道を歩く出逢いの夜から始まり、好きな音楽や映画が奇跡のように一致するなど意気投合し、読んでいる文庫本を交換し合ったりとデートを繰り返していくうちに、あっという間に恋に落ちていく様子が切り取られた。2人が同棲を始め毎日を共に過ごす幸せな時間や、イラストレーターの夢を叶えるため努力する麦の姿、新社会人として働く麦と絹の様子など、2人の行く末を見届けたくなるようなカットとなっている。
麦を演じた菅田は「有村さんと2人で無意識のうちに主演の負担を分け合って、余計な気を遣わずにいられたし、雑談しているだけでいくらでも場が持つという幸せな現場でしたね」と振り返り、絹を演じた有村も「絹と麦の距離感が失われたら勿体無いと思ったので、“絶対に気を遣わない!”と決めて敢えて距離を縮めました」と明かしている。
また、麦と絹のオリジナル大判ポストカードの特典付きムビチケカードも発売。さらに、Instagramでは2人の5年間の思い出アカウント(@mugikinu)が開設され、ここでしか見ることのできない場面写真と、エモーショナルな投稿が日記のように綴られている。