子役の寺田心が出演するブックオフCMシリーズで、14日から全国放送される新CM「『本を欲する人々』第1話出会い/そのまま売れる」編、「『本を欲する人々』第2話学び/まとめて売れる」編に、女優の木村多江が初登場する。
2019年に放映を開始した本シリーズは、寺田の迫真の演技が話題を呼び様々なシリーズを展開してきたが、今回のCMはステイホーム期間における読書需要の高まりや年末シーズンに向けた買取強化を目的として制作された。
自宅で読書をしたり、本を大量に片付けている木村に、ブックオフ店長の寺田が「本を売ってください」と必死に訴える。しかし木村は「どうして?」「それ演技でしょ?」と冷たくあしらい、また豹変したような“怪演”でお手本を見せる……というストーリー。
CMでは初共演となった2人だが、寺田は「とある番組で声を担当されていてなんか優しい声で素敵だなって思っていました。なのでドキドキというかワクワクしていました」と撮影を楽しみにしていた様子。
それを受け木村は「以前、心くんのドキュメンタリーのナレーションをやらせていただいたのですが、その時に色んな事をちゃんと深く考えているんだなと思いました。今日も本当に子どもとしては見れなくて、役者として同じ土俵に立っているという感覚でやらせていただきました」と意気込みを明かした。
本番では自らの感情をコントロールして自在に涙を流す寺田に「すごい、本当に勉強になります……」と木村が脱帽する場面も。昨年話題になった寺田のブックオフのCMについては「とにかくかわいらしい心くんが一生懸命に演じ、みんなを惹きつける魅力でブックオフさんに貢献していて、12歳の子役といっても大人のような感じがあって単純に凄いなと思って見ていました。今日またさらに凄いなと思っていました」と絶賛した。