妊婦健診の費用は?自治体が交付する補助券とは
妊娠中はおなかの赤ちゃんや妊婦さんの健康のために定期的に妊婦健康診査(通称、妊婦健診)を受けることが大切です。厚生労働省では、妊娠初期~23週までは4週間に1回、妊娠24~35週までは2週間に1回、妊娠36週~出産までは1週間に1回の、合計14回の受診を標準としています。
気になる妊婦健診費用ですが、検査内容により異なり1回3,000~15,000円程度。妊娠は病気ではないため健康保険が適用されません。ですが、妊婦さんが費用の負担を軽減して妊婦健診を安心して受けられるよう、各市区町村では妊婦健診費用を助成する補助券を交付しています。補助券は14回分のところがほとんどですが、市区町村によっては無制限のところも。また助成される金額は自治体によって差がありますが2016年の調査によると全国平均は約105,000円。この補助券で妊婦健診費用はほとんどまかなえる場合もあれば、足りなくて追加費用がかかる場合もあります。医療機関によっても妊婦健診費用は異なるので、事前に調べておくと安心ですね。
なお、妊娠は健康保険がきかないとお伝えしましたが、もしも検査のなかで病気が見つかり治療することになれば、その費用には健康保険が適用されます。