キオクシア(KIOXIA)は11月10日、ハイエンドPCやワークステーション向けのPCIe 4.0対応クライアントSSD「KIOXIA XG7シリーズ」ならびに「XG7-Pシリーズ」の評価用サンプルの出荷をPC OEM顧客向けに開始したと発表した。最大4TBの大容量で、ゲーマーやコンテンツ制作者に最適な高速性能を備えるM.2 NVMe SSDだという。
XG7/XG7-Pシリーズは、同社従来のXG6シリーズと比べ、シーケンシャルリード性能で約2倍、シーケンシャルライト性能で約1.6倍の高速化を実現。同社の3次元フラッシュメモリ「BiCS FLASH」と新規開発の内製コントローラーを搭載しており、PCIe Gen4×4レーン接続、NVMe 1.4やSMBusに対応している。フォームファクタは一般的なM.2 Type 2280で、容量ラインナップはXG7シリーズが256GB/512GB/1,024GB、XG7-Pシリーズが2,048GB/4,096GB。
なお、今回のサンプル出荷品はOEM顧客向けの評価用であり、量産時とは仕様が異なる場合があるとしている。