ソースネクストは11月10日、スマートフォンと連携し、音声を自動でテキスト化するボイスレコーダー「AutoMemo(オートメモ)」を発表した。同社のAutoMemo公式サイトで12月4日に発売し、本体の価格は税別18,000円。
テキスト化するサービス料金は、月1時間までの音声データに対応する無料のベーシックプランのほか、月30時間までの月額980円(税込)のプレミアムプランと、10時間分を好きなときに使える1回980円(税込)の3種類を用意する。
会議の議事録作成などの利用を想定した、ボイスレコーダー製品。録音ファイルは、スマートフォン向けの専用アプリで確認、再生できる。音声データを文字化したテキストは、音声データと連携しており、聞き直したいところをテキスト上でタップすると、該当部分の音声を再生できる。テキストはキーワードによる検索も行える。
また、録音中に本体のブックマークボタンを押すと、該当箇所がブックマークとして記録でき、見返した際に話題の切り替わりや重要なポイントなどが見やすくなるという。
音声データは、Wi-Fiに接続すると自動でクラウドに保存される。容量や保存期間は無制限。テキスト化できる分量には制限があり、長時間のテキスト化サービスは有料となる。
テキスト化は、月1時間の音声データまでは無料。これ以上は有料サービスとなり、月30時間までの音声データをテキスト化できるプレミアムプラン(税込980円/月)、1回のチャージで10時間分の音声データをテキスト化できる「10時間チャージ」(税込980円/1回)を利用する形だ。プランの変更はアプリ内で行え、録音データの再生については制限なく無料で行える。
なお、プレミアムプランを無料で使える発売記念キャンペーンが、2021年6月30日まで実施される。申し込み期間は2020年12月4日~2021年6月30日まで。キャンペーンは専用アプリから申し込め、期間終了後は月額980円のプレミアムプランに自動更新される。無料のベーシックプランへの切り替えは、専用アプリからの手続きが必要。
本体サイズはW41×D12×H130mm、重さは約86g。本体メモリは8GB。バッテリー容量は1,400mAh。ワイヤレス規格はIEEE802.11a / b / g、Bluetooth 4.2。本体の充電端子はUSB Type-C。聴取用に3極ステレオマイク端子も備える。メーカー保証は1年間。