日本トレンドリサーチ(NEXER運営)はこのほど、「年賀状」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査期間は2020年11月3日~5日、有効回答は1,600人。
友人・知人と会う機会が少なくなったため
まず、例年は年賀状を送っているか尋ねたところ、過半数の56.8%が「毎年送っている」、6.9%が「送ることが多い」と回答。一方、「送っていない」は26.8%、「送らないことが多い」は9.6%となった。
今年(来年の正月に届く分)は年賀状を送るか聞くと、「送る(送るつもり)」は58.9%、「送らない(送らないつもり)」は41.1%と、6割近くが今年も年賀状を送る予定であると回答した。
また、今年は年賀状を送る予定と答えた人を、例年は「送っていない」「送らないことが多い」という人のみで集計したところ、「送る(送るつもり)」との回答は6.0%となった。
例年は年賀状を送っていないが、今年は送る理由として、新型コロナウイルスの影響が「ある」と答えた人は22.9%。理由としては、「友人・知人と会う機会が少なくなったため」(60代男性)、「ステイホームでお盆お彼岸など出かける機会が少なくなってしまったため」(50代女性)などの意見がみられた。
一方、例年は年賀状を送っているが、今年は「送らない(送らないつもり)」人は10.8%で、その理由として新型コロナの影響が「ある」と答えた人は18.9%だった。回答者からは、「たかが年賀状といっても、郵便料金も値上がりし、皆さんコロナや不況で、いろいろ大変そうですし、もともと年賀状を送るつもりがない方にとっては煩わしいだけかと思いました」(50代女性)といった声が寄せられた。