女優の佐久間由衣が、16日に放送されるフジテレビ系月9ドラマ『監察医 朝顔』(毎週月曜21:00~)の第3話にゲスト出演する。
第3話では、ある日、神奈川県と山梨県の県境にある小さな倉庫で、遺体が発見されたことから物語が始まる。検視官の丸屋大作(杉本哲太)から電話があり、遺体の発見現場へ向かう朝顔(上野樹里)。到着すると、現場には、丸屋と神奈川県警の刑事たちの他に、検視官の伊東純(三宅弘城)を含めた山梨県警の刑事たちがいた。ちょうど県境で遺体が発見されたことから、この事件をどちらが扱うか、丸屋と伊東の間でもめていたのだが、結果、神奈川県警が捜査を担当することになり、朝顔は遺体と対面する。
遺体は、タキシードに蝶ネクタイの姿で完全にミイラ化をしていた。そのため、年齢も死亡時期も特定が困難で、さらに現場からは身元確認できるものは何も見つからない。しかし、遺体が着ているタキシードと蝶ネクタイが、神奈川県警が20年前から追っている指名手配犯が着ていたものと同型ということが分かり、この遺体が指名手配犯なのかどうか、絶対に特定してほしいと朝顔は言われる…。
今回、佐久間が演じるのは、この遺体の人物と、生前に深い関わりのあった吉野佳奈という女性。佳奈は遺体の真実をめぐるキーパーソンとして、朝顔たちの前に現れる。
上野、山口智子とは初共演で、心の機微をセリフのトーンや表情で繊細に表現する、高い演技力が求められるシーンで登場。撮影では、3人があまりに自然な空気感の中、スタッフの予想を超える芝居を見せ、誰しもの胸に迫る感動のシーンとなった。
佐久間は「朝顔先生にかかわらず、上野樹里さん作品を追いかけ続けてずっと見させていただいていました。山口智子さんも、物心ついた頃からドラマで拝見させていただいていましたし、自分がこの世界に入ってから、偉大さを改めて感じています。そんなお2人とご一緒できた今回の現場は宝物でした。役柄で悩むことも多かったのですが、いろいろとアドバイスを頂いたり、いろいろなお話も聞けたり、楽しい時間も過ごさせていただきました」と感想をコメント。
その上で、「撮影は今年の夏にしていて、やっと届けられる、という気持ちです。大好きな作品に飛び込む気持ちと、色々なことが変化した状況下の中と、どちらの緊張感も感じながらドキドキしながら作品に挑みました。とても温かい話になっているかと思いますので、ぜひ、『監察医 朝顔』の世界観に存在する佳奈という役柄を、ドラマを通して見届けてもらえたらと思います」と呼びかけている。
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