セブン&アイ・フードシステムズは11月10日、全国の「デニーズ」店舗で、チョコレートブランド「ゴディバ」とコラボレーションしたチョコレートデザート3種を発売する。2021年1月上旬までの期間限定販売を予定。
登場するのは、ひとくちごとに異なるチョコレート体験が楽しめる「GODIVA チョコレートサンデー」(1,208円)と「GODIVA チョコレートミニパルフェ」(658円)、できたての温かさと冷たさが一度に味わえるふわふわの「GODIVA チョコレートパンケーキ」(768円)の3種。
GODIVA チョコレートサンデーをひと足先に試食してきた。さまざまなチョコレートが美しく重ねられたグラスは、統一感のある出で立ち。トップにあしらわれたココアパウダーの上にはカカオソルベ、波のようなデザインのチョコレート、キャラメリゼしたバナナとラズベリー、ミントが添えられている。
続いて、ミルクチョコクリーム、カカオソルベ、ココアコーン、カカオゼリー、フィアンティーヌココア、バナナ、チョコレートアイス、チョコソースと続く。
カカオのキレある味つけのソルベ、苦みと甘さが絶妙なゼリー、軽いサクサクとした食感のフィアンティーヌココアなど、ひとくちごとに異なる食感や味わいを楽しむことができる。この多彩さと上品な甘さで最後まで飽きることなく食べられる。
パイオニア同士の初コラボ
デニーズとゴディバがパートナーシップを組み、商品を開発するのは史上初の試み。また、ゴディバ エグゼクティブシェフ・ショコラティエ/パティシエのヤニック・シュヴォロー氏監修のデザートを販売することは、ファミリーレストラン業界でも初の取り組みとなる。
商品開発に1年かかったという同フェア。セブン&アイ・フードシステムズ商品開発一部長の坂本和弘氏は、「商品開発する上で、定番のものほど難しい。4年ぶりにチョコレートのフェアにチャレンジした。ゴディバの持つ圧倒的なブランド力、認知度、チョコレートに関する知識の力を借りたいということで今回のコラボが実現した」と話した。
ゴディバ ジャパン代表取締役社長のジェローム・シュシャン氏は、「ゴディバは、日本で1972年に展開を始めた高級チョコレートブランドのパイオニア。デニーズも70年代ファミリーレストランのパイオニアとして日本で多く展開してきた。今回のコラボのポイントは、ファミリーにアピールできることや、デニーズが昔からデザートに力を入れていること。多くのファミリーに喜んでもらえるよう期待している」とコメントした。
※価格はすべて税込