ダスキンは、「2020年末の大掃除の予定」の調査報告を11月9日に発表した。調査期間は10月2~5日、対象は全国の20歳以上の男女計2,080人で、インターネットを使って調査された。
調査では、71.2%の方が「大掃除をする予定」と回答。2005年(2004年末の大掃除が対象)の調査開始以来、最低の実施率だった2019年末の大掃除実施率(52.5%)を大きく上回った。さらに、新型コロナウイルスの感染拡大による影響による在宅時間の増加などで普段の掃除時間・頻度が増えた人に絞ると、84.6%が「大掃除をする予定」と回答。2020年の年末は、例年以上に大掃除への意欲が高まっていることが読み取れる。
意欲が高まっている理由としては、衛生意識の高まりだけでなく、コロナ禍での掃除経験を経て「掃除に達成感を感じるようになった」(59.6%)、「掃除に目覚めた・ハマった」(44.6%)など、掃除を前向きに捉える人が増えたことも要因と考えられる。
また、大掃除をする予定の方に「2020年末の大掃除で最もキレイにしたい場所」を聞いたところ、「レンジフード・換気扇」 (19.5%)、「キッチン」(17.8%)、「リビング・ダイニング」(17.1%)、「窓・網戸」(13.6%)、「浴室」(12.8%)と続いた。なお、1位の「レンジフード・換気扇」はダスキンの調査によると、11年連続で最も苦戦した場所に挙げられているという。