「ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー2020」授賞式が8日、都内で行われ、同賞を受賞した女優の上白石萌音、俳優の溝端淳平が出席した。

  • 「ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー2020」授賞式に出席した上白石萌音(左)と溝端淳平

日本歯科医師会では、国民の歯と口の健康を守る"8020運動"(80歳になっても20本以上自分の歯を保とうという運動)をより推進するため『いい歯は毎日を元気にプロジェクト』を一昨年より開始し、「歯とお口の健康の見直し」啓発活動を展開。同賞は、本プロジェクトの中心事業として開催され、同プロジェクト実行委員会が選出するもっとも笑顔が輝いている各界の文化人・著名人を表彰する。

同賞を受賞した喜びを聞かれると、上白石は「こんなに明るい気持ちになれる賞をいただけて、ものすごく嬉しいです。ただ、『ベストスマイルです』と言っていただいたあとに、写真撮影で笑うのはすごく照れました(笑)」と恥ずかしそうに語り、溝端は「こんなに素敵な賞をいただけて、大変光栄ですし、上白石さんがおっしゃったように今後プレッシャーになりますね」と吐露しつつも、「デビュー当時、笑顔が苦手で、写真でも映像でもNGを何回も出していたので、その時に諦めずに粘って付き合ってくださったスタッフさんに『ありがとう』を言いたいですし、叔父が歯科医でして、この賞をいただいて僕以上に喜んでいて、家族親戚一同、この賞をいただけたことを大変嬉しく思っております」と喜んだ。

また、今年もっとも笑顔になったことを質問されると、上白石は「あのドラマ(『恋はつづくよどこまでも』) が幅広い年代の方が見てくださっていたので、道とかで小学生とか幼稚園生とか小さい子が、ドラマの役名で呼んでくれたり、役のあだ名で呼んでくれたりして、『わーっ』って寄ってきてくれたときは、"抱きしめたい"って気持ちになりました(笑)」と嬉しそうに話し、「無邪気に駆け寄ってきてくれたりするのが今までにない経験だったので、テレビの力ってすごいんだなって、そのときすごく感じました」とコメント。

溝端は、コロナ禍で動画をよく見たそうで「動画で1番心が洗われて癒されたのが、ぽるぽるちゃんという5歳くらいの女の子の動画で、実はお父さんは仕事が休みなんだけど、ぽるぽるちゃんには内緒で、帰ってきたらお父さんがいてというドッキリで、そのときのぽるぽるちゃんの反応がめちゃくちゃかわいくて、こっちも自然と笑みになりましたね」と笑顔を見せた。

さらに、歯とお口の健康維持のために心がけていることを尋ねられ、"くいしばらない"と答えた上白石は「力んだり、緊張しちゃって『ぐっ!』ってなっちゃいがちで、歯にも良くないですし、精神的にも余裕がなくなっちゃうので、力が入っているなというときは、あごの関節を緩めることを意識しています」と説明し、「そうすると心もほぐれる気がするので、まだまだ未熟ですし、踏ん張ってくいしばって頑張っていかないといけない時期ではありますけど、だからこそ、パッと緩められる時間が必要だなってすごく思います」と語った。