俳優の妻夫木聡が主演、女優の吉高由里子がヒロインを務めるTBS系日曜劇場『危険なビーナス』(毎週日曜21:00~)の第5話がきょう8日に放送される。
東野圭吾氏の同名小説を原作とするこのドラマは、正義感が強く真面目な独身獣医の主人公・手島伯朗(妻夫木)が、突然現れた「弟の妻」と名乗る謎の美女・矢神楓(吉高)と共に失踪した異父弟・明人(染谷将太)の行方を追ううちに、矢神一族の遺産争いに巻き込まれていくというラブサスペンス。毎話謎が深まる展開で、その謎の鍵を握る人物役にはディーン・フジオカ、染谷将太、中村アンら個性あふれる豪華キャストが顔をそろえている。
動物病院で勤務中の伯朗のもとに差出人不明の手紙が届く。そこには「今夜、康治が殺される」と書かれていた。楓と元美(中村アン)とランチにいくことになった伯朗は、2人にその手紙のことを話す。誰かのイタズラと軽く考えている伯朗に対し、楓と元美は「誰かが康治さんを殺そうとしていて、誰かがそれを止めようとしている」と推理する。
一方矢神家では、波恵(戸田恵子)が夜7時に親族を集めて“開かずの間”を開け、遺産を再確認することを決めていた。禎子(斉藤由貴)の遺品もあるため、波恵は伯朗にも来てほしいという。
遺産を全て手に入れるため、康治(栗原英雄)の殺害を企てる祥子(安蘭けい)は、今夜一族が“開かずの間”を確認中に計画を実行することを君津(結木滉星)と杏梨(福田麻貴)に宣言。夕方、矢神家を訪れた伯朗と楓は、康治の無事を確認する。育ての親・康治に対する複雑な思いを吐露した伯朗に対し、楓は康治殺害計画を阻止する作戦を提案する。楓はベッドの下に潜り込み、伯朗は親族が揃う部屋へ。やがて、“開かずの間”を開ける時刻が近づき……。
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