NTTドコモが、2020-21年冬春商戦向けのスマートフォン新製品を発表しました。5Gスマホのラインナップを拡大、ミッドレンジを充実させることで、5Gへの移行をさらに促す狙いです。発表された5G対応スマートフォンは6機種で、このうち4機種がスタンダードモデルとして位置づけられる製品。5Gスマホ6機種の外観や特徴を、実機でチェックしていきましょう。

  • ハイエンドだけでなくスタンダードモデル4機種も5Gに対応したドコモの新ラインナップ

ハイエンドの雄がドコモからも登場

ハイエンドスマートフォンとして発表されたのが「Galaxy Note20 Ultra 5G SC-53A」。すでにauからも発表されており、ドコモからも発売されることになりました。Sペンを使った手書き入力と大画面ディスプレイが特徴です。

  • Galaxy Note20 Ultra 5G。本体カラーはミスティック ブロンズ(左)とミスティック ブラック(右)

  • 明るく大型のディスプレイを搭載

  • 高級感のあるミスティック ブロンズ

  • Sペンは本体左下に内蔵

  • 側面。Galaxy Sシリーズと同様、ボタン類は右側に集約されました

  • 上部と底部。左下にSペンを収納できます

約1億800万画素という超高解像度のカメラを備え、最大50倍という超望遠撮影ができるという充実したカメラ機能も特徴です。Sペンを抜くだけですぐにメモが取れるなど、手書きに便利な機能が満載。イラスト・マンガ制作ツールの定番「CLIP STUDIO PAINT for Galaxy」が6カ月間無料で利用できる点も魅力でしょう。

  • 画面オフ状態からすぐにメモが取れるSペン

  • カメラはトリプルカメラで、高性能ですがだいぶ存在感が強めです

おサイフケータイ、防水防塵性能も備えています。5Gではミリ波にも対応し、下り最大4.2Gbps、上り最大480Mbpsという高速通信が利用できます。発売は11月6日、ドコモオンラインショップでの直販価格は一括で145,728円。スマホおかえしプログラムを利用した場合は97,152円となります(いずれも税込)。