協和ハーモネットは、「ZERO AUDIO」ブランドの新製品として、ワイヤレスレシーバーやさまざまな有線インタフェースにケーブルを付け替えられる「M-DOCK」搭載のイヤホンの先行予約を、クラウドファンディングサイト「Makuake」で10月29日に開始した。5ウェイ×5モデル展開で、一般発売時の価格は20,540円(税込)から。
「ZERO AUDIO」ブランド10周年を記念した製品群で、一般販売に向けた資金集めをMakuakeにて11月15日まで実施中。11月7日時点で目標金額50万円を大幅に超える141万円以上(282%)を調達している。
執筆時点では「イヤホンa+ワイヤレスレシーバー+Lightning-3.5mm変換アダプター」のセット(一般発売時:20,540円)が35%オフの13,360円で購入できる早割プランなどを用意。いずれも11月15日までに支払いを完了した時点で、応援購入が成立する。11月下旬から順次発送を開始し、12月末までに配送予定だ。
「M-DOCK」とは
「M-DOCK」は、ZERO AUDIOオリジナルのケーブルドッキングシステム。MIL規格に準拠した国内メーカー製のMMCXコネクターをキーコンポーネントにしており、利用シーンにあわせてワイヤレスレシーバーやさまざまな有線インタフェースに付け替えられる。
一般的なMMCXコネクター搭載イヤホンと違ってケーブルの途中にMMCXコネクターを備えているのが特徴で、イヤホンから離れた位置にコネクターを配置することでイヤホンそのものを小さく軽量にできるほか、トラブルが起きても問題部位を特定しやすく、交換できることで愛着のあるイヤホンを末永く使えるようにしたという。
M-DOCK対応のネックバンド型Bluetoothレシーバー(対応コーデック:AAC/aptX/aptX LL)と、3.5mmステレオミニ、4.4mmバランス、USB Type-C(96kHz/24bit対応DAC内蔵)のケーブルを用意。手持ちのスマホやプレーヤーにあわせて選べる。さらに、Lightning-3.5mmステレオミニの変換ケーブルも用意し、3.5mmステレオミニケーブルを介してiOSデバイスのLightningコネクターにもつなげられる。
5種類のイヤホンが選べる
イヤホン部は、現行のハイレゾ対応モデル「ZIRCO TENORE」、「ZIRCO BASSO」、「ZIRCO NERO」、「ZIRCO DUOZA III」、「CARBO DUOZA II」の計5機種から選択可能。
いずれもジルコニアやカーボン素材をメインボディに採用したプレミアムイヤホンで、各イヤホンの仕様など詳細はMakuakeのプロジェクトページを参照のこと。