女優の小池栄子が、カンテレ・フジテレビ系ドラマ『姉ちゃんの恋人』(毎週火曜21:00~)で演じる役柄について語った。
前回放送の第2話から、桃子(有村架純)の姉御肌な上司で“残念美人”の市原日南子(小池)と、真人(林遣都)の職場の良き理解者で“爽やかなイケオジ”高田悟志(藤木直人)の恋が本格的にスタート。同じ職場の人間と知らず、偶然出会ったバーで悟志に心を奪われる日南子。悟志の表情や言葉に対し、「やばいやばいやばい、むっちゃ好きな顔」「顔には何度もだまされてきただろ、日南子ちゃん」「ちきしょう…きれいな顔してやがる…」「このさりげなく肯定してくれる感じが、たまらん!」など、恋する乙女となった日南子の姿がコミカルに描かれた。
さらに、プロジェクト当日、初めて悟志が同じ会社の人間だったことを知った日南子は、「何この展開…ラブコメ…!?」と驚く。そんな日南子を、ちゃめっ気たっぷりに「ガールフレンド」と真人に紹介する悟志に、日南子も「ガ…ガァ…ガァール…ガールフレンド…」と激しく動揺してしまった。
第2話放送前には、日南子と悟志の恋愛を「中学生みたいな恋愛」と語っていた小池。恋する乙女となった日南子について、「可愛い」「キュート」など反響が多数寄せられ、10日放送の第3話からもこのカップルの恋の行方に注目が集まる中、日南子の恋する乙女っぷりに、小池は「好きな人といると女子はみんな女子になるし、それをタレントとして見せてないだけで、きっとうちの主人は新鮮に感じないと思いますよ。『お前じゃん』って(笑)」と自身にあてはめて語る。
さらに、近年出演してきた作品での役どころの影響を受けて、「最近は良い人そうに見えて裏がある役が多かったので、友人からは『このまま何もないわけがない』って言われていて、『わかんないよ、最後に裏切るかもしれない…』と、ちょっとにおわせてます。最終話までに期待して見てほしいですね」と、日南子の変ぼうに含みを持たせた。
さらに、日南子が恋する悟志という天真らんまんなキャラクターについては、「いるようでいない男性ですよね。よく冗談で、『これ藤木さんが演じていなかったら、この歳でただのヤバい奴ですよ』って言ってます(笑)」と語る小池。
「でも、やっぱりそこが役者さんの力というか、『なんか実際にいそうだよね』『いたらいいよね』『どこかで会えるんじゃないか』って思えるんですよね」と、藤木が演じるからこそのリアリティーや役の説得力について語り、「私自身も日南子を演じるうえでそう思っていただけることが一番の目標なんですが、そんな気持ちを藤木さん演じる悟志さんにすごく抱いています」と、自身が芝居をするうえでの目標と共に、共演する藤木へのリスペクトの気持ちを話した。