ユニットコムは11月6日、「iiyama PC」ブランドから、CPUにAMD Ryzen 5000シリーズを搭載するデスクトップPC(4モデル)を発売した。全モデルがBTOに対応。同時にCPUの単品販売も開始している。

AMD Ryzen 5000シリーズは、Zen 3アーキテクチャを採用するAMDの最新CPU。Zen 2世代と同じ7nmプロセスで製造されており、最大動作クロックがより高速になった。

これまでは4つのCPUコアを1つのクラスタ単位としていたのに対し、8つのCPUコアを1つのクラスタにするよう変更。L3キャッシュメモリが8コアすべてで共有され、アクセスが高速化している。PCI ExpressもGen4に対応しており、グラフィックスカードやM.2 NVMe SSDなどの高性能デバイスの性能を存分に発揮できるとしている。

LEVEL-R0X6-R56X-DVXH

LEVEL-R0X6-R56X-DVXHは、ゲーミングシリーズ「LEVEL∞」のR-Classに属するミドルタワー型デスクトップPC。標準構成価格は147,378円(以下すべて税込)。

  • LEVEL-R0X6-R56X-DVXH(ディスプレイはオプション)

標準構成時の主な仕様は、CPUがAMD Ryzen 5 5600X(3.7GHz)、チップセットがAMD X570、メモリがDDR4-2666 16GB(8GB×2)、ストレージが500GB M.2 NVMe SSD+2TB HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、グラフィックスがAMD Radeon RX 5500 XT(8GB)。OSはWindows 10 Home 64bit。

インタフェースは、Gigabit Ethernet対応有線LAN×1、USB 3.1×2、USB 3.0×7、USB 2.0×2、HDMI×1、DisplayPort×1など。本体サイズは約W190×D477×H432mm。

SENSE-F0X6-R58X-QMX

SENSE-F0X6-R58X-QMXは、クリエイター向けシリーズ「SENSE∞」のミドルタワー型デスクトップPC。標準構成価格は201,278円。

  • SENSE-F0X6-R58X-QM(ディスプレイはオプション)

CPUにAMD Ryzen 7 5800X(3.8GHz)、グラフィックスにQuadro P2200(5GB)を搭載する。ストレージは500GB M.2 NVMe SSDのみ。インタフェースは、Gigabit Ethernet対応有線LAN×1、USB 3.1×2、USB 3.0×8、USB 2.0×2、HDMI×1、DisplayPort×1など。本体サイズは約W235×D512×H548mm。そのほかの仕様はほぼ共通。

LEVEL-G0X5-R59X-VAXH

LEVEL-G0X5-R59X-VAXHは、ゲーミングシリーズ「LEVEL∞」のG-Classに属するフルタワー型デスクトップPC。標準構成価格は288,178円。

CPUがAMD Ryzen 9 5900X(3.7GHz)、メモリがDDR4-2666 32GB(16GB×2)、ストレージが500GB M.2 NVMe SSD+2TB HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce RTX 3080(10GB)となっている。

インタフェースは、Gigabit Ethernet対応有線LAN×1、USB 3.1×3、USB 3.1 Type-C×1、USB 3.0×6、USB 2.0×2、HDMI×1、DisplayPort×1など。本体サイズは約W230×D582×H525mm。そのほかの仕様はほぼ共通。

LEVEL-G0X5-R59W-XAXH

LEVEL-G0X5-R59W-XAXHは、CPUがAMD Ryzen 9 5950X(3.4GHz)のモデル。標準構成価格は452,078円。そのほかの仕様はLEVEL-G0X5-R59X-VAXHとほぼ共通。