◆本記事はプロモーションが含まれています。

【この記事のエキスパート】
フードコーディネーター:佐々木 沙恵子

フードコーディネーター:佐々木 沙恵子

関西を拠点に、フードスタイリング/テーブルコーディネート/レシピ開発/コラム執筆/イベント企画など、料理と食空間に関わる分野で幅広く活動中。

同時に、イギリス・デンマークで暮らし現地レストランの厨房で働いた経験を活かし、自宅で外国人向け料理教室を運営。


蒸留酒に果実などのフレーバーが加えられた「リキュール」。甘くて飲みやすく、カクテルの材料としてもよく使われています。本記事では、ユーザーイチオシの商品や編集部のおすすめ商品、選び方をご紹介。プロが選ぶリキュールランキングもあるのでぜひチェックしてみてください。

リキュールの定義とは

リキュールは蒸留酒(スピリッツ)に果実や花、薬草や香草などの香りを加えたものです。なかには甘味料が加えられたものもあります。

国によって定義が異なりますが、日本の酒税法では、リキュールは「酒類と糖類、その他の物品(酒類を含む)を原料とした酒類でエキス分が二度以上のもの」とされています。

リキュールの選び方

リキュールはオンザロックでストレートに味わえるものや、炭酸水やトニック、ミルクなどで割ることで、おいしさが引き出されるものもあります。種類が豊富なので、まずは好みのフレーバーをみつけてみましょう。ポイントは下記。

【1】風味もいろいろ! リキュールのおもな種類
【2】好みのタイプは? 割材との相性で選ぶ

上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】風味もいろいろ! リキュールのおもな種類

リキュールとひと口にいっても、フレーバーは「ハーブ・スパイス系」、「フルーツ系」、「ナッツ・種子系」などがあります。それぞれの特徴や風味を詳しくみていきましょう。

ハーブ・スパイス系

ハーブやスパイスの独特な香りが特徴のリキュール。よく耳にする「カンパリ」や「アブサン」もハーブやスパイス系のリキュールです。

もともとは飲み薬として古代ギリシャ時代にできたもの。とくに「アブサン」は、アルコール度数も高く、数十種類のハーブがブレンドされているので、嗜好品となるリキュール以前の味を感じられるでしょう。

フルーツ系

種類が豊富なフルーツ系のリキュール。果汁や果実、果皮を用いているので、フルーツの香りを存分に楽しめます。

甘くて飲みやすいものが多く、リキュール初心者でも挑戦しやすいです。飲むだけではなく、お菓子作りにも使用されることもあります。

ナッツ・種子系

濃厚な味わいと香りが特徴のナッツや種子系のリキュール。コーヒー牛乳のようなテイストのカクテルなどによく使用されるコーヒー豆が原料の「コーヒーリキュール」や、カカオが原料の「チョコレートリキュール」などがあります。お菓子の風味づけとしても使われることも多いです。

そのほか

卵のリキュール「アドヴォカート」 や、クリームのリキュール「ベイリーズ」などがよく知られています。コクがありクリーミーな味わいが特徴です。

酸味がさわやかなヨーグルトのリキュールなどもあり、カクテルはもちろんアイスクリームやフルーツと合わせると大人のデザートとしても楽しめます。

【2】好みのタイプは? 割材との相性で選ぶ

甘いお酒が好みなのか、さっぱりとしたお酒が好みなのか。好みはそれぞれですが、割材との相性はリキュールのおいしさを引き出すのに大切です。ジュースや炭酸飲料、コーヒーなどそれぞれの割材に合うリキュールをみていきましょう。

ジュースにあわせる|フルーツ系

リキュール初心者や、あまりお酒を飲まない方も、ジュースで割ると比較的飲みやすいでしょう。オレンジジュースとカシスを合わせる「カシスオレンジ」や、グレープフルーツジュースとライチリキュール、ブルーキュラソーを合わせる色鮮やかな「チャイナブルー」が代表的。

フルーツのリキュールとジュースは、どちらも共通して酸味があるため、どんなものを合わせても味がまとまりやすいです。

炭酸飲料にあわせる|ハーブ系やフルーツ系

出典:Amazon

甘すぎるお酒が苦手な方や、あまり強いフレーバーを好まない方は、炭酸飲料でリキュールを割るのがいいでしょう。フルーツ系のリキュールを炭酸飲料で割ると、甘みや酸味が和らぎさっぱりと飲むことができます。

柑橘系のフルーツリキュールや独特な香りをもつハーブ系リキュールと炭酸は、共通して「苦味」があるため味もまとめやすく、さらにシュワシュワ感がさっぱりと飲みやすくしてくれます。炭酸飲料とリキュールの分量を調節すると、お酒が弱い方も楽しめるでしょう。

ミルクやコーヒーにあわせる|ナッツ系

食後のデザートや、休日のスイーツタイムにぴったりのリキュールはナッツ系。コーヒーリキュールのカルーアとミルクを合わせた「カルーアミルク」は名前を知っている方も多いでしょう。カフェモカにチョコレートリキュールを合わせると大人のカフェモカが完成します。

お酒感があまり強くないカクテルが多く、アルコールの味が苦手という方でも楽しめますよ。プレーンのビスケットをあわせて食べても、リッチな味わいになりそうですね。

フードコーディネーターからのアドバイス

出典:Amazon

【エキスパートのコメント】

甘さ控えめのお酒が好きならハーブ・スパイス系、フルーティーな味が好みならフルーツやナッツ系など、味や香りの好みに合わせて選ぶとよいでしょう。賞味期限は長いですが、一度開封すると少しずつ風味が落ちてしまうので、頻繁に飲まない場合は小さいボトルもおすすめです。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)