映画『新解釈・三國志』(12月11日公開)の完成報告会見が4日に都内で行われ、大泉洋、ムロツヨシが登場した。
同作は、西暦約200年の中国・後漢の時代を舞台に、魏・呉・蜀の3国が中国の覇権を巡り群雄割拠していた史実をまとめた『三国志』を、新解釈で描く歴史エンターテイメント作。大泉が「蜀」の武将・劉備玄徳を演じ、チーム蜀の諸葛亮孔明をムロツヨシ、関羽を橋本さとし、張飛を高橋努、チーム暴の黄巾を山田孝之、呂布を城田優、董卓を佐藤二朗、チーム妻の黄夫人を橋本環奈、小喬を山本美月、チーム舞の趙雲を岩田剛典、貂蝉を渡辺直美、チーム魏の曹操を小栗旬、荀彧を磯村勇斗、夏侯惇を阿部進之介が演じる。
豪華会見と銘打ちながら、大泉&ムロ以外はパネル……という状況に、大泉は「これはなんですか? 大事故ですか? 伝わってるんですか?」と心配する。隣の橋本パネルをお辞儀させるムロに「板を押してますもんね」とつっこむと、ムロは「板を押すと、橋本環奈ちゃんがちゃんとご挨拶する」とひょうひょうと答えていた。
大泉は「結果、俺とムロツヨシしか来てないから、これでは俺とムロが暇に見える」と訴えつつ、「高橋努はスケジュール合うと思う! 努、悲しむよ」(大泉)、「今連絡したら来ますよ」(ムロ)と主張。大泉は「努、来れんだろ! あとはね、あとは忙しいわ、正直。しゃあないでしょ」と納得していた。
大泉はさらに「決して私とムロくんが暇だからこれたわけではない。主役と2番手ということできてますから」と挨拶する。ムロは「まさかのパネルに囲まれてこのような発表をするなんて、想像もしませんでしたが、みなさんの質問にたくさん答えて盛り上げて、1分1秒逃さず頑張りたいと思います」と意気込んだ。
一方で、同作について「『三国志』をよく知ってる人は、もう見なくていいなじゃないかなあ」(大泉)、「見ないでいいです」(ムロ)と異例のコメントも。大泉は「俺じゃないからね。福田雄一の解釈だから。『三国志』を知らない方は、間違いなく楽しいですよ」という勧め方をしていた。