JVCケンウッドは11月4日、ウッドコーンスピーカー搭載の一体型コンポーネントシステム「EX-D6」を発表した。12月上旬より発売する。価格はオープンで、予想実売価格は60,000円前後(税別)。
木の振動板を用いたウッドコーンスピーカーを採用するコンポーネントシステム。同社のウッドコーンオーディオ初の一体型スタイルとなる。ユニット磁気回路の後部にウッドブロックを装着し、装着位置の最適化によりダクトから生じる不要な高域成分を制御。重心の低い低域再生と美しい響きを出力する。
スピーカーは、8.5cmフルレンジユニットからなる1Wayバスレフ型で、エンクロージャー内部に新開発の反射板と補強桟を配置。剛性を高めつつスピーカーユニット後方から排出される音を、反射板により斜め前方&上方に拡散して広い音場空間を表現する。
音楽ソースは、CD / ラジオ / USBメモリ / Bluetoothと幅広い。ラジオはAM/FMの両方が受信でき、AMラジオをFM放送で楽しめるワイドFM(FM補完放送)にも対応する。Bluetooth機能では、スマートフォンなどに保存した音楽のワイヤレス再生が可能。コーデックは高音質のaptX HDと、低遅延のaptX LLに対応する。送信機能も搭載し、Bluetoothヘッドホン / イヤホンなども利用可能。
USBメモリに保存したハイレゾ音源も再生可能。最大192kHz/24bitのFLAC/WAVファイルを再生できるほか、MP3 / WMAファイルの再生にも対応する。外部音声を録音する機能緒も搭載。CDは音楽CDのほか、CD-R / RWに保存したMP3 / WMAファイルを再生できる。
実用最大出力は20W+20Wで、音声入力端子は光デジタル×1系統、アナログ1系統。ヘッドホン出力(3.5mmミニジャック)も備える。本体サイズはW450×D290×H136mm、重さは7.05kg。