きょう3日に放送されるカンテレ・フジテレビ系ドキュメンタリー番組『セブンルール』(毎週火曜23:00~)では、「お好み焼きオモニ本店」の女将・高姫順さんに密着する。
1,000を超えるお好み焼き屋があると言われる大阪で「ミシュランガイド京都・大阪2021」に掲載されたのは、わずか5軒。そのうちの1軒が、生野コリアタウンにある創業54年の「オモニ本店」だ。
価格以上の満足感が得られる店として「ビブグルマン」を5年連続で獲得している。1番人気は、エビやホタテが入った「オモニ焼き」。2週間に1度漬ける自家製キムチとスジ肉の入った「スジ肉ポッカ焼き」も人気メニューで、たっぷりのキャベツを少量の生地で焼くふわふわ食感を求めて、遠方から足を運ぶ客も多い。
今回の主人公は、そんな「お好み焼きオモニ本店」の女将・高姫順(コウ・キジュン)さん。14歳で韓国・済州島から来日し、21歳で結婚後、ボランティアで学校運営に携わる夫に代わり、家庭を支えてきた。
ある時、長女のひと言がきっかけで、「オモニ」を開店。試行錯誤を繰り返しながら今の味にたどり着き、寝る時間を削って4人の子どもを育てあげた。54年もの間、店を守り続け、「働いて働いて…そればっかりしてきた」と語る彼女は、86歳の今も看板娘として店に立ち、客と笑顔で言葉を交わす。カメラはそんな彼女に密着し、苦労を重ねた人生で得た経験や教訓を映し出す。
「お客さんが私に力をくれている。心からほんまにありがたい」と、感謝の言葉を口にする高さん。人生をお好み焼きに捧げ、大阪を代表する人気店へと成長させた彼女の7つのルールとは…。
スタジオでは、高さんの「多くを求めない」人生観に、YOUと青木崇高が目に涙を浮かべ、「あのメッセージはすごい」と感銘。最年少の長濱ねるは、「素敵な言葉をずっと覚えておきたい」と感想を述べるが、尾崎世界観は「もっと早く聞きたかった…」と自分の人生を振り返り、我が身を反省し始める。