東武鉄道は、6月に東武スカイツリーライン隅田川橋梁に新設した歩道橋「すみだリバーウォーク」の通行者が10月21日で50万人を達成したことを記念し、「すみだリバーウォーク 乗車券付き橋カード」を発売した。

  • 浅草駅発売分の券面イメージ

「すみだリバーウォーク 乗車券付き橋カード」は、「すみだリバーウォーク」を挟む浅草駅ととうきょうスカイツリー駅の2駅限定で発売され、浅草駅発売分は桜の時期の日中の景色、とうきょうスカイツリー駅発売分は橋梁をライトアップした夜の景色を表面にデザインした。

発売額はどちらも1枚150円。発売駅から大人150円区間の普通乗車券として使用できる。券面にあるQRコードをスマートフォンなどで読み取ると、1931(昭和6)年に開通した隅田川橋梁の歴史・構造等の情報を知ることができる。発売期間は2021年4月10日までだが、各駅1,000枚限定のため、なくなり次第、販売を終了する。1人10枚まで購入可能となっている。

  • とうきょうスカイツリー駅発売分の券面イメージ

  • 裏面イメージ

「すみだリバーウォーク」は延長323m、通路幅2.5mの歩道橋。それぞれ年間約3,000万人が訪れる浅草と東京スカイツリータウンを最短で結節する動線を整備するため、既存の鉄道橋に添架して整備された。