日本学生支援機構はこのほど、「2018年度学生生活調査報告」を発表した。調査時期は2018年11月(隔年調査)、対象は全国の大学学部・短期大学・大学院の学生(社会人学生を含む。休学者・外国人留学生は除く)で、有効回答は4万3,394人。

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「大学(昼間部)」の学費、120万8,800円

学生生活費について学費と生活費に分けて前回調査(2016年度)と比較したところ、「大学(昼間部)」は、学費が1.3ポイント増の120万8,800円、生活費が2.0ポイント増の70万4,700円。「短期大学(昼間部)」は、学費がほぼ横ばいの62万6,500円、生活費が8.0ポイント増の62万5,900円となった。

  • 年間学生生活費(出典:日本学生支援機構Webサイト)

「大学院」については、修士課程は、学費が0.5ポイント増の77万6,700円、生活費が2.1ポイント増の101万2,100円。博士課程は、学費が1.8ポイント減の66万9,600円、生活費が3.9ポイント増の163万300円。専門職学位課程は、学費が3.2ポイント減の105万2,000円、生活費が0.8ポイント減の123万5,200円となった。

設置者別の学生生活費をみると、「大学(昼間部)」は、私立が国立より約51万円、「短期大学(昼間部)」は、同じく約55万円高いことが判明。「大学院」については、私立が国立より修士課程は約34万円、博士課程は約30万円、専門職学位課程は約84万円高く、「いずれも学費の差によるところが大きい」(同調査)という。