EXILE ATSUSHI(以下ATSUSHI)が2日、公式サイトを通じ、同日付でEXILEを卒業することを発表した。今後はソロ活動に専念する。
ATSUSHIは2001年21歳でJ Soul Brothersに加入し、同年9月27日にEXILEとしてデビュー。約20年活動し、現在40歳になる。このたび、公式サイトにてATSUSHIから、そして所属するLDH JAPANからメッセージが掲載された。
ATSUSHIは、「新型コロナウイルスにより世界中が経験したことのない社会状況になり、あらためて自分の人生を振り返る時間にもなりました。同時に、自分の人生の時間は有限であることを痛感させられ、アーティストとしてもそうですが、一人の人間として、40歳以降の今後の自分の人生について、どう生きていくべきかを考えるようになりました」ときっかけを語り、「2020年、40歳という節目の年に、一人の歌手として原点に戻り音楽と向き合う活動を新たにスタートするという決意が固まり、このたびEXILEという僕のすべてを育ててくれたグループでの活動に一区切りをつけ、卒業しソロ活動に専念する決意をいたしました」と経緯を明かした。
「気づけばこれまでにグループだけでも約200曲もの楽曲を歌い、11枚のオリジナルアルバムを出し、15回のツアーを開催して、そこにソロの楽曲115曲、ソロツアー3回という、無謀とも言えるようなスケジュールを全速力で突っ走ってきたように思います」と怒涛の活動を振り返り、「それもこれも全ては、応援してくださるファンの皆さんがいてくださったからこそ」と感謝を述べたATUSHI。卒業についての思いの全ては、11月12日に出版する書籍『サイン』につづったという。
EXILE ATSUSHIが参加するラストシングル「SUNSHINE」は、3日0時より配信開始、12月16日にCDとして発売となり、今後は、EXILE AKIRA、EXILE TAKAHIROを中心とした14人による新たなEXILEがスタートする。