「スター・ウォーズ」の実写ドラマシリーズ『マンダロリアン』シーズン2が、10月30日よりディズニー公式動画配信サービス・Disney+(ディズニープラス)で配信開始(第2話は11月6日17時配信、以降毎週金曜17時配信)。本作に登場する“ザ・チャイルド”は、シーズン1配信後に世界中のファンの心を鷲掴みにしたが、彼の可愛さの秘密について製作総指揮のジョン・ファブローは「つぶらな瞳と大きな耳」だと語っている。

  • ザ・チャイルド

名匠ジョージ・ルーカスが生み出した『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』に登場した人気キャラクターのボバ・フェットに続く新たな賞金稼ぎ“マンダロリアン”の新たな戦士を主人公に、フォースの力を秘めた子供“ザ・チャイルド”との危険な冒険を描く『マンダロリアン』。

ザ・チャイルドは、マンダロリアンがクライアントに依頼された“獲物”であり、フォースの力を秘めるたったひとりの特別な子供。いまだ彼については多くの謎が残されているが、シーズン1で登場するとその可愛さは世界中に広がり、今や「スター・ウォーズ」に欠かせない新たな愛されキャラクターとなっている。そんなザ・チャイルドの特徴は、吸い込まれそうなほど大きくてつぶらなくりくりおめめと、ヨーダにそっくりな大きな耳だ。一度見たら忘れられないキュートな見た目だが、製作総指揮のジョン・ファブローは目と耳の動作だけで感情を伝えるという表現に挑戦したかったと明かしている。

ファブローは「脚本には“ヨーダ種の赤ちゃん”とだけ書いており、見た目は大きな目と耳にしようと思っていた。大きな耳はヨーダから受け継いでいるんだ。僕はザ・チャイルドの目と耳の動きで感情を伝えるということを試したかったし、とても可愛いキャラクターになったと思う」と自信を見せる通り、ザ・チャイルドの可愛さは世界中で大きな話題に。ヨーダやC-3PO、R2-D2といったキャラクターたちを生んだジョージ・ルーカスもインスタグラムに撮影現場でザ・チャイルドを抱っこする写真を投稿し、まるで孫のように可愛がる姿を見せていた。

撮影現場では、そこにいる全員がザ・チャイルドの可愛さに夢中になってしまったようで、百戦錬磨の女性戦士キャラ・デューンを演じた女優ジーナ・カラーノは「撮影現場ではヘアメイクの方もみんなザ・チャイルドに話しかけるの。まるで本物の赤ちゃんみたいにリアルで、パペットだと分かっていても話しかけちゃうのよ(笑)ザ・チャイルドは画面に映るだけで人々の心を奪うのよ」と、ザ・チャイルドの愛されっぷりを明かしている。

『マンダロリアン』の物語の舞台は『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』の5年後の世界。ルーク・スカイウォーカーが帝国の邪悪な皇帝の前でダース・ベイダーとの最後の戦いに挑み、帝国が崩壊した後の物語だ。ルーク、レイア、ハン・ソロら反乱軍の活躍で銀河に平和は訪れるはずだったが、新共和国の統治は銀河の隅々まで手が届かず、帝国軍の残党や無法者がのさばり混沌としていた時代が描かれている。

主人公で孤高の賞金稼ぎであり殺し屋のマンダロリアンは、フォースの力を秘めた独りぼっちの子どもザ・チャイルドと出会うことで状況が一変。ザ・チャイルドを守りながら危険な敵と戦い度重なる苦難を乗り越えていく姿は、多くの視聴者を釘付けにした。固い絆で結ばれつつあるマンダロリアンとザ・チャイルドが2人で銀河を駆け巡る危険な旅の先には、どんな物語が待ち受けているのか?

(C)2020 Lucasfilm