JR東日本千葉支社は30日、京葉線新習志野~海浜幕張間に設置する幕張新都心拡大地区の新駅について、開業予定時期を2023年春に定めたと発表した。新駅については7月下旬から本格着工し、事業を進めてきた。

  • 京葉線新駅の駅舎外観南側からのイメージ図(JR東日本千葉支社提供)

JR東日本と千葉県、イオンモール、千葉市を構成員とする幕張新都心拡大地区新駅設置協議会は、幕張新都心全体における都市機能の強化や交通機能の分散化を図るため、京葉線の新駅について2018年4月20日に基本協定を締結。2020年7月下旬に本格着工した。

新駅は新習志野駅から約1.7km、海浜幕張駅から約1.7km(千葉市美浜区浜田内)の位置に設置される。駅設備として10両対応・2面2線のホームと鉄骨造り1階建ての駅本屋が建設され、バリアフリー施設として多機能トイレとエレベーター1基が用意される。

  • 改札内コンコースイメージ図(JR東日本千葉支社提供)

  • 上り(東京方面)ホームイメージ図(JR東日本千葉支社提供)

2023年春に予定される開業に向け、駅の名称などは決まり次第、JR東日本から告知される。なお、駅前広場は千葉市の事業として、新駅開業と同時期の供用開始をめざしており、現在は詳細設計を進めているという。