アイドルグループ・嵐が出演する年賀状の新テレビCM「つながる人」篇が、29日より全国で放送開始となった。
同CMでは、嵐のメンバーにはセリフがない。年賀状を書くしぐさや読む表情、ちょっとした身のこなしで、年賀状を通じて人と人がつながっている様子を表現し、「このつながりは、一生もの。」を体現する内容となっている。
放送されるのは、5人が出演する「オムニバス」篇、1人ずつ出演する「大野さん」篇、「二宮さん」篇、「松本さん」篇、「相葉さん」篇、「櫻井さん」篇の全6種類。全国で順次放送される。
窓越しに小雪の舞う空を見上げ、思いをはせる大野智。不意にいつしかの思い出が頭をよぎり、思わず笑みがこぼれ、その思い出とともに年賀状をしたためる。「たまにしか会えなくても、いっしょに生きている」
テーブルでひとり年賀状を書く二宮和也は、鉛筆で何度も下書きを繰り返し、気づいたことがひとつ。「今年もよろしくって書いたけど、ずっとよろしくなんだ」
元日、郵便受けをのぞく松本潤は、年賀状の束を取り出し、その場で差出人のチェック。1年ぶりに再会する見覚えのある筆跡に頬が緩む。「おんなじやりとりだけど、なくなったら寂しい」
相葉雅紀にも年賀状が届き、賀詞に添えられた手書きの一文を何度も読み返し、うれしさに顔がほころんでいく。「あの人の人生に、ちゃんと私が入っていた」
そして、年賀状を書きながら相手の顔を思い浮かべる櫻井翔。初めて送ってから何枚目の年賀状になるのか、思いを巡らせる。「まさか、こんなに長い付き合いになるなんて」
年賀状に関する5人からのメッセージは以下の通り。
■大野智
「年賀状って一人ひとり送る相手の顔を思い浮かべながら書くものだと思います。「この一年間どうしていたのかな」など、その思いが毎年積み重なって、年賀状を送る相手とは“一生もののつながり”になるのかな、と思います。
■二宮和也
今年こそは例年にない最高の一文を書いてみようと思うわけですよ。だけど、結局「今年もよろしく」ってなりますが、いいんですよ! だって今年もよろしくしてほしいわけですから。
■松本潤
毎年凝ったものをくれる人や、逆に毎年おきまりの一言が入っている方もいますし、どちらもうれしくて、送ってくれた人たちそれぞれ“らしい”な、と思います。あとは、家族やペットの写真が入っているものも、近況がわかるので毎年楽しみにしています。
■相葉雅紀
手書きで一言添えられるだけで、めちゃくちゃうれしくなっちゃいますよね、年賀状って。「お元気ですか?」って書いてあると、「元気です!」って年賀状に向かって言っちゃうくらい、たった一言でもその人とのつながりを感じるのって、すごいですよね。
■櫻井翔
年賀状を書く時って、過去にもらった年賀状を見返したりするじゃないですか。去年もらったもの、3年前、5年前、さかのぼって、送ってくれた人の顔と同時に、当時の記憶もよみがえって、その人との“一生もののつながり”を改めて感じるきっかけにもなるのかなぁ、と感じています。年賀状ならではの特徴なのかなと思っています。