ロイヤリティ マーケティングは10月29日、「第43回 Ponta消費意識調査」の結果を発表した。調査は9月26日~28日、同社運営の「Pontaリサーチ」に登録するPonta会員3,000名(性年代均等割付)を対象にインターネットで行われた。
今年の冬のボーナスの使い道を教えてもらったところ、7年連続で「貯金・預金」(38.0%)が断トツの1位に。その用途については、昨年同時期の前回調査と同じく、「老後の生活への備え」(58.1%)や「将来の消費への備え」(53.1%)が上位となったものの、「収入の変化への備え」が前回調査から12.9ポイントも上昇し、40.0%と高い割合を示した。
なお、今年の冬ボーナスは「支給されない・分からない」という人は、過去最高の46.4%を記録した。
続いて、冬ボーナスを「貯金・預金」すると回答した人に、どの程度貯金・預金したいか聞いたところ、「50~75%未満」や「75%以上」など、61.6%が半分以上を貯金・預金したいと考えていることが明らかに。
また、冬ボーナスが支給される人に対し、その支給額を教えてもらったところ、「20万円~40万円未満」(24.6%)が最も多く、ついで「20万円未満」(19.9%)、「40万円~60万円未満」(19.6%)と続いた。さらに、新型コロナウイルスによる「冬のボーナス」への影響について聞くと、「変わらない」が57.8%と半数以上を占めた一方、3割近くが「減った」(29.5%)と回答した。