米Appleが10月30日(米国時間)に、同社のサブスクリプションサービスをセットにした新サービス「Apple One」の提供を開始する。2020年7〜9月期決算発表のカンファレンスコール (10月29日)でCEOのTim Cook氏が明らかにした。
Apple Oneは、「iCloud」の有料クラウドストレージ、「Apple Music」(音楽)、「Apple TV+」(オリジナル映画/ドラマ/ドキュメンタリー)、「Apple Arcade」(ゲーム)といった複数のサブスクリプションサービスを1つの契約で利用できるようにし、各サービスを個別に契約するより割安な料金で提供するサービスバンドル。日本では「個人」と「ファミリー」の2つのプランを選べる。
個人:1,100円/月
- Apple Music
- Apple TV+
- Apple Arcade
- iCloud 50GB
ファミリー:1,850円/月、契約者を含む最大6人で利用可能
- Apple Music
- Apple TV+
- Apple Arcade
- iCloud 200GB
米国、カナダ、英国、オーストラリアでは「Apple Music」「Apple TV+」「Apple Arcade」に2TBの「iCloud」、雑誌・新聞のサブスクリプションサービス「Apple News+」、年内の提供開始を予定しているフィットネスサービス「Apple Fitness+」をまとめた「プレミア」プラン (29.95ドル/月)も提供する。