台湾GIGABYTEは10月29日(現地時間)、AMD EPYC 7002シリーズにデュアルソケットで対応するサーバー向けマザーボード「MZ71-CE0」と「MZ71-CE1」を発表した。PCI Express 4.0の対応を一部に限定し、PCI Express 3.0をメインに用いることで、コスト志向を意識したという。
いずれも共通して、最高TDP 280WまでのAMD EPYC 7002、AMD EPYC 7001シリーズをサポートするE-ATXマザーボード。CPUソケット1つあたり8本のDIMMスロットを備えて8チャネル動作に対応し、1スロットあたり最大128GB、3,200MHzのDDR4 ECC RDIMMをサポート。この他SATA 3(6Gbps)×4、SlimSAS×5、M.2 NVMe×1を搭載し、さまざまなストレージに対応する。
ネットワークインタフェースとして、MZ71-CE0は10GbE×2、MZ71-CE1では1GbE×2のLANポートを搭載。「Aspeed AST2500」によるマネジメントグラフィックスチップを備え、対応OSはWindows Server 2016/2019、Red Hat Enterprise Linux 7.6/8.0、SUSE Linux Enterprise Server 12 SP4/15 SP1、Ubuntu 16.04.6 LTS/18.04.3 LTS/20.04 LTS、VMware ESXi 6.5 EP15/6.7 Update3/7.0、Citrix Hypervisor 8.1.0。フォームファクタはE-ATXで、サイズはW305×D330mm。