アイドルグループ・嵐の大野智と櫻井翔が29日、都内で行われた「2021年用お年玉付年賀はがき 販売開始セレモニー」に登場。2020年を振り返るとともに、ファンへの思いを語った。

  • 嵐の大野智と櫻井翔

大野は冒頭、「本日は、なんと、私の母ちゃんの誕生日でございます。そんな日にこの場に立てて光栄です」と話して笑いを誘い、櫻井が「おめでとうございます」と祝福すると、「ありがとうございます」と感謝。櫻井は「今日は個人的には特に…」と、大野のように個人的な記念日ではないと伝えてから、「年賀状の販売開始ということでいろいろお話しできたらと思います」とあいさつした。

新型コロナウイルスの影響で行動などが制限された今年。大野は「自粛期間中、最初の1週間くらいは本当に何もしなかったですけど、個展もあったので、3カ月ずっとこもって描いていました。個人的には絵をずっと描いて充実はできました」と、自粛生活を振り返った。

櫻井は「なかなか実際に会って打ち合わせしたりお話したりできない中で、打ち合わせ・会議をメンバーとビデオ通話しながらやることもあって、新鮮でした」と話し、「メンバー5人でトークをやったときに、大野さんはちょうど作業場だったのかな? 後ろにたくさん絵が並んでいて、アーティストが今まさに作っている最中に……。そういう時間が今までなかったので、すごく新鮮な発見ではありました」と語った。

また、ファンに対してどんな思いを持って活動してきたか聞かれると、大野は「本来やろうとしていたことも、なかなかできないこともあったんですけど、こうなってしまったのはしょうがないということを自分の中で決めて、5人でその中で何ができるかリモートも含めて話し合って、その中でやってきたことをたくさんできた感じではあります。まだ引き続きですけど」と思いを伝えた。

櫻井は「改めて今まで実際につながっていたんだなと感じる機会が多い。テレビ番組の観覧の皆さんがいらっしゃらないとか、コンサートのお客さんがいらっしゃらないとか、実際に会うことでつながっていたんだなと痛感するとともに、逆に『ワクワク学校』をオンラインでやってみたり、紙芝居をやってみたり、そんな中でファンの皆さんからリアクションを直にいただく機会も多かったので、実際に会えてなくてもつながっていられるんだなと実感した年でした」としみじみと語った。

年賀状コミュニケーションパートナー6年目となる嵐。5人が出演する新CM「つながる人」篇が、きょう29日より全国で放送される。今年のCMのキャッチフレーズは「このつながりは、一生もの。」。嵐のメンバーにはセリフがなく、年賀状を書くしぐさや読む表情、ちょっとした身のこなしで、年賀状を通じて人と人がつながっている様子を表現している。