映画『461個のおべんとう』(11月6日公開)の親子試写会が28日に都内で行われ、井ノ原快彦、道枝駿佑、渡辺俊美、渡辺登生が登場した。
同作はヒップホップバンド・TOKYO No.1 SOUL SETの渡辺俊美によるエッセイ『461個の弁当は、親父と息子の男の約束。』(マガジンハウス刊)の映画化作品。長年連れ添っていた妻と別れることを決意した鈴本一樹(井ノ原)が、息子・虹輝(道枝駿佑)と「3年間、毎日お弁当を作る!」「3年間、休まず学校へ行く」という約束をし、ライブの翌日も、二日酔いの朝も、早出の朝も怒涛のお弁当作りをする。
影響を受けた大人について聞かれた井ノ原は、「坂本(昌行)くんが大人だなあと思ってたら、『40超えたら同い年』みたいなことを言ってて、それなんとなくわかるなあと思って」と、V6のリーダーである坂本の名前を挙げる。「自分も40歳を超えたときに、あんまりグループ内でカッコつけてもなあ、みたいな感じになった気がしますね。リーダーはいくぞ! みたいな感じというよりも、フワッとした空気を出して引っ張るタイプなので、それはちょっと感謝してます」と説明した。
また、登壇者陣の父親の話になり、道枝が「お父さん、10月で50歳になりました」と紹介すると、井ノ原は「うちのリーダーと1こ違いですからね」と再度坂本(49歳)の名前を出す。さらに、「絆を感じたこと」というテーマでは、「僕もグループで25周年になるんですけど、最近よく一緒にいることが多くて。リハーサルとかでも一緒だし、細かい打ち合わせも一緒なんですけど、昨日かな、リーダーが『ここ俺の歌というより、俺じゃない方が良いんじゃないかな』と言って」と、3回目の坂本話に。
井ノ原は「でも、皆『絶対、リーダーがいいよ』と同じ意見で、うちのグループでみんなが同じ意見って珍しいので、『同意見じゃん』という感じで。リーダーがまんざらでもない顔をしてたのが嬉しかったです」とグループに感じた絆について語った。