西武鉄道と西武園ゆうえんちは28日、来年春のグランドオープンに向け、「刀」との協業で進めている「西武園ゆうえんち」のリニューアル計画の一部を発表した。エントランスには長崎電気軌道から譲り受ける路面電車1050形1051号が使用される。
新しい「西武園ゆうえんち」は、1960年代をイメージした「あの頃の日本」の町並みを高いクオリティで再現。そこで暮らしているかのような人々とのインタラクションが楽しめる。エントランスには、当時の人々の生活の足として実際に活躍した路面電車が登場。長崎電気軌道から譲り受ける1050形1051号が使用され、本物の手触りを感じることができる。
エントランスを抜けた遊園地では、活気・元気・熱気がほとばしる商店街の町並みや人々が待ち受ける。商店街中が舞台となり、つねにライブ・パフォーマンスが繰り広げられるエンターテインメントに満ちた世界が広がる。食事や買い物もアトラクションのひとつとして楽しむことができ、商店街を抜けた先に大観覧車やメリーゴーラウンド、回転空中ブランコ、オクトパスなど、世界観に合わせた遊園地らしいアトラクションが用意されている。
VFXの第一人者であり、日本を代表する映画監督である山崎貴氏と、「刀」のクリエイティブチームが手がける大型ライド・アトラクションも登場。遊園地全体が昭和の熱気をもって遊び尽くせる場所に生まれ変わる。