CD PROJEKT REDは10月28日、日本公式ツイッターアカウント@CDPRJP上で、同社最新ゲームソフト「サイバーパンク2077」のリリース日を延期し、12月10日に変更すると発表した。これまで予定していた11月19日から21日延期する。
サイバーパンク2077は、世界中で2,800万本以上を売り上げた「The Witcher 3: Wild Hunt」のスタジオ「CD PROJEKT RED」が開発する最新タイトル。同社では10月5日にゴールドマスター認証を取得したと発表しており、今回の発売延期はそのマスターアップ後に発売が延期される形となる。
発売を待つファンに向けて、同社はマスターアップ後の延期理由について説明。マスターアップはゲームにすべてのコンテンツが実装されており、クリアすることが可能で出荷準備を満たしている状態を指しており、その後も開発は継続しているという。発売日当日に配信するDay0パッチで各プラットフォームに多くの改善を適用するとのこと。
次世代機、現行機、PCの全プラットフォームで発売するにあたり、合計9個(Xbox One/X、Xbox Series S/Xとの互換性、PS4/Pro、PS5との互換性、PC、Stadia)のバージョンを在宅勤務で検証する必要があり、その期間を短く見積もりすぎていたのが要因としている。
CD PROJEKT REDの共同CEO Adam badowski氏とMarcin Iiñski氏は「素晴らしいゲームを皆様にお届けできると確信しており、最終的に誰もが夢中になれるような作品を作るためであれば、それがどんなに困難な決断でも厭(いと)いません。発売まで今しばらくお待ち頂ますようお願い申し上げます」と述べた。