バッファローは6月4日、Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)対応のWi-Fiルータの新製品として、「WSR-3200AX4S」シリーズを発表した。12月上旬に発売する。ホワイトとブラックの2色展開。価格はオープンで、店頭予想価格は11,800円前後(税込)。

  • WSR-3200AX4S。カラーはホワイトとブラックの2色で、壁掛けも可能

「WSR-3200AX4S」は、Wi-Fi 6とGigabit Ethernetに対応した無線LANルータ親機のスタンダードモデル。5GHz帯では4ストリーム(4×4)に対応し、最大2,401Mbps(理論値)、2.4GHz帯では最大800Mbps(理論値)での通信が行える。

通信技術としては、Wi-Fi 6対応端末に対し通信速度や安定性を向上させる「4×4ビームフォーミング」や、複数端末の同時通信が可能な「MU-MIMO」、1度の通信で帯域を細分化し各端末へ同時に通信できるWi-Fi 6高速化技術「OFDMA」などに対応。また、IPv6サービスに対応し、アクセス集中による速度低下を低減する。

  • (左)正面、(右)背面のインタフェース

セキュリティはWPA3 Personal、WPA2 Personal、WPA/WPA2 Personal、WPA2/WPA3 Personal、WEP(128-bit/64-bit)などのほか、Any接続拒否やMACアクセス制限機能も備える。

  • 横から見たところ。ほぼ真四角のデザイン

新旧それぞれのルータのAOSS / WPSボタンを押すと、新ルータにSSIDなどの設定を引き継げる「無線引っ越し機能」や、端末のバッテリー消費を抑える「TWT(Target Wake Time)」も利用可能だ。

搭載ポートはLAN側、WAN側ともにギガビット準拠となり、ポート数はWAN側が1、LAN側が4。本体サイズはW37.5×D160×H160mm、重さは約390g。

  • 壁掛けも可能