スターフライヤーは、飛行機の中でプラネタリウムを楽しめる周遊企画フライト「Starlight Flight produced by MEGASTAR」を12月5日と12月12日に追加開催する。プラネタリウム投影機「メガスター」シリーズを手がける大平技研と共同で実施するイベントで、11月4日17時まで特設サイトで申し込みを受け付けており、応募者多数の場合は抽選となる。

  • Starlight Flight produced by MEGASTAR

    Starlight Flight produced by MEGASTAR

北九州空港から飛び立った飛行機で、九州~四国上空を約105分飛行。大平技研が開発した投影機「MEGASTAR CLASS」6台を使ったプラネタリウム上映を機内で行い、天候次第では機外の星空も楽しめるという。10月17日に開催され、好評を博した周遊企画フライトの第2弾、第3弾の開催が決定したかたちだ(当日のイベントの模様は近藤謙太郎氏のレポート記事に詳しい)。ただし、今回はプラネタリウム・クリエーター 大平貴之氏による星空解説は行われない。

  • Starlight Flight produced by MEGASTAR

    スターフライヤーの飛行機

前回と同じく、募集組数は39組(1組あたり最大3人まで)を予定しており、料金は1組60,000円。Go Toトラベルキャンペーンの割引が適用できるという。東京発プランや、フライトシミュレーター体験のオプションプランも用意する。応募方法や注意事項など、詳細は特設サイトを参照のこと。

メガスターとは

メガスターはプラネタリウム開発者で、大平技研の代表取締役も務める大平貴之氏が開発した、プラネタリウム投影機シリーズの名称。「天の川の微細な星の一粒一粒までもミクロン単位の点の集合体として表現しており、星空の奥行まで感じられるリアルな星空」を特徴としている。

今回のフライトで使われるMEGASTAR CLASS(2016年発売、税込143万円)は、190×240mm(直径×高さ)、重さ4kgとシリーズ最小・最軽量ながら、一般的なプラネタリウム館などで使われているメガスターとほぼ同等という約100万個以上の星を投影できる光学式プラネタリウム投影機だ。

  • Starlight Flight produced by MEGASTAR

    光学式プラネタリウム投影機「MEGASTAR CLASS」