クロス・マーケティングは10月27日、「今年のインフルエンザに関する意識調査」の結果を発表した。調査は10月23日、全国の20~69歳の男女1,101名を対象にインターネットで行われた。
今年のインフルエンザの予防接種をどうするか尋ねたところ、「昨年は受けておらず、今年も受けない」が最も多く49.7%。予防接種を受けない理由を聞くと、「病院に行くのが面倒・苦手」(30.6%)や「費用が高い」(22.1%)といった理由が上位にあがった。
一方、「昨年は受けており、今年も受ける」(32.2%)や「昨年は受けていないが、今年は受ける」(14.6%)など、今年インフルエンザの予防接種を「受ける」という人の割合は46.8%。
予防接種を受ける理由をみると、昨年に引き続き今年も受ける人の半数近くが「いつも受けているから」(51.4%)と回答。対して、昨年は受けていないが今年は受けるという人の多くが「新型コロナウイルスと同時に感染するのを防ぎたい」(40.4%)や「新型コロナウイルスの流行でインフルエンザへの予防意識が強くなった」(38.5%)など、新型コロナウイルス流行の影響を挙げた人が目立った。